転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526836626/ 1: ◆eYw0lnfieY 2018/05/21(月) 02:17:07.36 ID:ZdaH3eTj0 「歌織さんが欲しい」 夜のパーキングエリア 今は二泊三日の撮影が終了し、帰る途中 もう到着も近かったけれど、連続の運転に疲れたプロデューサーさんが少し休みたいと提案した この後はそのまま莉緒ちゃんのお家で反省会と言う名の飲み会の予定だった 「え……と、それはその……どういった?」 一服してきますと言ってから少し経って戻ってきた彼は私の顔を見て確かに言った 私が欲しいって ストレートに受け取れば、それは勿論そう言う意味だと思う 2: ◆eYw0lnfieY 2018/05/21(月) 02:30:25.85 ID:ZdaH3eTj0 「歌織さんが欲しいんです。本当の事を言えば独占したいんです。けど……」 プロデューサーさんとは出会ってそろそろ一年になる この歳でアイドルなんて……と恥ずかしかったけれどプロデューサーさんは熱心に私を口説いて、そう。口説いてきた 「完全に一目惚れだったんです。最初から恋人にしたいと思ってた。けど職業病なんですかねこれも、それと同じくらいアイドルとして輝く歌織さんが見たいと思ったんです 「頭の中ぐちゃぐちゃで、どっちにしろ俺の近くにいて欲しくて 「下心なんですよ。全部」 私はその時どうしたか 「最初考えさせてって言われた時、もう駄目だと思いました。スカウトに失敗したって言うか、フラれたんだと思ったんです 「だけど歌織さん。来てくれて」 私は、それを受け入れた 続きを読む