転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507216293/ 1 : ◆do4ng07cO. 2017/10/06(金) 00:11:33.52 ID:tj9OdlQ40 ほむら「誕生日パーティ?」 まどか「うん。明日、私の誕生日パーティやるんだ。それで、ほむらちゃんが迷惑じゃなければどうかなって」 ほむら「...ごめんなさい。明日は、少し用事があるの」 まどか「そっか...」 ほむら「後日改めてプレゼントを渡すから、楽しみにしておいて」 まどか「うん!」 さやか「......」 2 : ◆do4ng07cO. 2017/10/06(金) 00:12:11.68 ID:tj9OdlQ40 放課後 屋上 ほむら「わざわざ呼び出してなんの用かしら」 さやか「あんた、どうしてまどかの誘いを断ったの?ぶっちゃけ大概の用事なんていつもの掌パンッで片付けられるでしょ」 ほむら「...まあ、否定はしないわ」 さやか「あたしのことは気にかけなくていいよ。確かにあんたとは敵対してるけどさ、まどかの誕生日を祝うことにイチャモンなんてつけないって」 ほむら「別にあなたにどう思われようが知ったこっちゃないわ」 さやか「あんた相変わらずあたしにはキツイのな」 ほむら「強いていうなら、そうね。あなたが私に気を遣うことで、存分に楽しめないあなたを気遣ってまどかの気持ちが萎えてしまうのが嫌だから、といったところかしら」 ほむら「とにかく、私が求めるのはまどかが楽しく過ごせる誕生日。そのためには、あなたが思い切り愉しむことが必須だと思ったのよ」 さやか「またメンドクサイ考えをお持ちのことで...そこまで言うならもういいよ。だったらあんたの言う通り、あたしは目いっぱいまどかを祝って、あんたが嫉妬するくらい楽しんでやるからね!」 ほむら「そうしてくれると助かるわ」 3 : ◆do4ng07cO. 2017/10/06(金) 00:12:39.92 ID:tj9OdlQ40 教室 さやか「やっぱりどうしても無理だって」 まどか「そっか、残念だな...でも、無理強いするのはいけないよね」 まどか(ほむらちゃんも気を遣ってくれてるだけで本当は嫌なのかもしれないし...) さやか「おっ?なんか困り顔になりましたな...そういう時は」ダキッ まどか「ひゃっ!?」 さやか「ほらほら笑え~い!笑ってあの悪魔が来たくなるくらい見せつけてやれ~い!」 まどか「アハハハ、やめてよさやかちゃん~!」キャハハハ 4 : ◆do4ng07cO. 2017/10/06(金) 00:13:16.99 ID:tj9OdlQ40 切り立った崖 ほむら(まどかの誕生日。それは、この世界で最も尊い行事) ほむら(彼女の誕生日パーティーは必ず成功させなければいけない) ほむら(そのためなら―――私は手段を択ばないわ) ほむら「あなたたち」 ドールズ「」ザッ ほむら「この街にある使えそうなもの、ありったけ持ってきなさい」 ドールズ「ハッ!」コクリ ほむら(腐っても私の分身たち...普段は私への反骨心の塊だけれど、まどかの為になることならちゃんと言う事を聞いてくれそうね) 続きを読む