92: 名無しさん 投稿日:2012/09/18(火) 00:49:31.90 ID:suJeeEr7 泣けるかどうかはわからんが俺のひいじいちゃんの話、 今はボケてるじぃちゃんから聞いた話だからところどころ変な点があるかもしれないが聞いてくれ。 俺のひいじぃちゃんって事は戦時中真っ只中だったわけだ。 それで、おれのひぃじぃちゃんはその頃は既に結構歳を食ってたんだけど 当時はすごく珍しく無線を使える通信士っていうのかな?だったんだ。 かなり重宝された人材、だけどそれ故に危険はつき物。 あるとき敵の基地まで行って情報を集めるために何人かの若い人材が、3~4名ほど基地に言って来いって言われたらしい。 そこで俺のひぃじぃちゃんが。 「お前ら若者にはまだ未来があって、無限の可能性がある、だからそんな危険な目にはあわせられん、行くのはワシ一人で十分だ。」 そう言ってひぃじいちゃんは一人で偵察に行くことにした。 ところがいつまでたってもひぃじぃちゃんは帰ってこなかった。 流石に不安に思った別の隊員が迎えに行くと途中で片足をなくし、這いずりながらも自分の拠点に帰ってきているひぃじいちゃんを見つけた。 ひぃじぃちゃんは地雷を踏んで片足が吹き飛んでしまったんだ。 何日も暑い中傷口丸出しで這いずっていたのでほとんど腐っていたらしい。 当時の医療じゃ当然治すこともできずやがて息を引き取った。 ひぃじぃちゃんの死は名誉の死とされ、じぃちゃんの家には軍のお偉いさんが自ら足を運び、その死を家族に告げたそうだ。 文章下手でスマン、ちょっと続きます。 続きを読む