転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1443014066/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/09/23(水) 22:14:26 ID:/3OhcIYA ― 傭兵団アジト ― 傭兵「おいっ! この剣、手入れしとけっ!」ガチャッ 女「はいっ!」 傭兵「いいか……。しっかり手入れしとかなかったら、叩き斬るからな!」 女「分かってますっ!」 傭兵「……ちっ!」 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/09/23(水) 22:18:13 ID:/3OhcIYA 女「皆さん! 装備のお手入れをしておきましたよ!」 戦士「お、サンキュー!」 剣士「いつも助かるよ!」 女「――あ、傭兵さんの剣もピカピカにしておきましたよ! いかがですか?」 傭兵「…………」 バッ! もぎ取るように、剣を受け取る傭兵。 戦士&剣士「…………」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/09/23(水) 22:21:29 ID:/3OhcIYA 戦士「おいおい! ちょっと待てよ!」 剣士「ありがとう、の一言ぐらいいったらどうだい?」 すると―― ヒュオッ! 二人に剣先が突きつけられる。 戦士&剣士「ひっ!」 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/09/23(水) 22:24:34 ID:/3OhcIYA 傭兵「さっきの強盗団討伐……お前ら、何人倒した? いってみろ」 戦士「さ、三人……」 剣士「二人……かな」 傭兵「俺はたしか、30人ぐらいだったかな。いちいち数えてねえや。 ちなみにお前らが倒したのも、俺が弱らせた奴らだったよな」 戦士&剣士「うっ……」 傭兵「なにかいうことはあるか?」 戦士&剣士「あ、ありません……」 続きを読む