転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526378566/ 1 : ◆pvi4t7el1QeD 2018/05/15(火) 19:02:46.94 ID:zkE8cO2g0 美希「おいしいの~♪」モグモグ 貴音「そんなに美味なのですか、そのおにぎりは」 美希「あげないからね!」 貴音「ふふ......それは残念です」 美希「はむっ......う~ん、このおかかがいい感じにきいてるの!」モグモグ 貴音「それにしても美希は本当においしそうに食べますね」 美希「うん。おにぎりはおいしいもん」 美希「貴音もラーメン食べるときそうなるでしょ?」 貴音「そうですね。つまりわたくしにとっての、らあめんのようなものだと......」 美希「そうなの。どうせ今日もラーメン食べてきたんでしょ?」 貴音「なぜわかったのですか」 美希「いやラーメン食べない貴音なんて一年の中でも珍しいじゃん」 貴音「......」 美希「貴音、今日いっしょにレッスンだよね?」 貴音「ええ、それに響も加わって三人です」 美希「響はどこ......? 前科があるから見張ってないとだめなの!」 貴音「レッスンの前に帰ってくるはずです、大丈夫ですよ。ああ見えて響はしっかりしていますから」 美希「美希もわかってるよ...... でも怒られるのはミキなの」 貴音「あれは美希も悪かったと思いますが......」 美希「うるさいよ! 貴音も律子に怒られてみればわかるの!」 貴音「律子嬢が恐ろしいのは知っております。わたくしもこの前らあめんを五食続けたときに受けたお説教は......もう......」 美希「あぁ...... 貴音が二日くらいラーメン食べてないと思ってたら律子に怒られてたからだったんだ」 貴音「律子嬢はわたくしの健康を考えてくれていたのです...... 無碍にはできません」 美希「いや......普通に律子が怖かっただけでしょ」 貴音「......」 6 : ◆pvi4t7el1QeD 2018/05/15(火) 19:30:17.02 ID:zkE8cO2g0 美希「うーん♪」モグモグ 貴音「それにしても今日は具が入っているのですね」 美希「うん! 今日はお母さんが作ってくれたんだ!」モグモグ 美希「お母さんね、いつもめんどくさがって中身を入れてくれないんだけど」 美希「今日はお姉ちゃんのテストとかで美希にも具入りを作ってくれたの!」 美希「お姉ちゃん毎日テストならいいのに......」 貴音「それは姉君が大層気の毒な想像ですね......」 美希「そうかな? お姉ちゃんはミキのためなら喜んでくれると思うけど......」 貴音「美希、甘えてばかりではいけませんよ?」 美希「しってるよ、だからお母さんには普段から具入りのおにぎり作ってほしいの」 貴音「自分で作ってみたりしてはどうです? 自分の好きな味にできるのですよ」 美希「えぇ~、自分のためにおにぎり作りだしちゃったら本末転倒なの......」モグモグ 貴音「美希...... 精進するのです......」 8 : ◆pvi4t7el1QeD 2018/05/15(火) 19:35:47.52 ID:zkE8cO2g0 美希「ん~♪」モグモグ 美希「......あ」ゴクン 美希「終わっちゃった......」 貴音「残りは......一つですね」 貴音「時に美希、おにぎりの具はなにが好きなのでしたでしょうか」 美希「ミキ、梅干し以外ならなんでも好きだよ」 貴音「なんと......梅干しが苦手ですか......」 美希「うん......梅干し食べただけで、顔がね......みょーんってなっちゃうからイヤ!」 貴音「そうなのですか......みょおん......」 続きを読む