転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1438445375/ 1: ◆AHvbf5ars. 2015/08/02(日) 01:09:35 ID:DZz0mF.2 ・アイドルがファミレスで駄弁ってるだけ ・とくに本家パロディという訳ではない 2: ◆AHvbf5ars. 2015/08/02(日) 01:13:06 ID:DZz0mF.2 『島村卯月は個性が欲しい の章』 卯月「私ってキャラ薄いですかね」 凛「未央、そこの醤油とって」 未央「はい」 凛「これソースじゃん」 卯月「聞いてくださいよ」 凛「聞いてる聞いてる」 未央「急にキャラ付けしたり無理に個性作ったりしてもろくな事にならないって」 凛「そうだよ菜々さん見てみなよ」 未央「ウサミンとんだとばっちりだな」 3: ◆AHvbf5ars. 2015/08/02(日) 01:21:51 ID:DZz0mF.2 卯月「でもこのままじゃ私、頑張りますしか言えない機械になっちゃいます」 凛「既にそんな感じじゃない?」 未央「たまには『もう頑張れません……』とか言ってみれば?」 卯月「一回それプロデューサーさんに言ってみたんです」 未央「マジで? どうだったの?」 卯月「心のお医者さんに連れて行かれました」 凛「事務所近くの精神科の先生、名医らしいよ」 卯月「この事務所の近辺、結構な数の病院ありますよね」 未央「アイドルって過酷なお仕事だよね」 凛「華やかな面だけじゃないからね」 卯月「『可愛い』『綺麗』『苦しい』の3Kですからね」 凛「夢を売る仕事は夢を見てられないんだよ」 4: ◆AHvbf5ars. 2015/08/02(日) 01:29:27 ID:DZz0mF.2 未央「世知辛いアイドルトークはおいといてさ、しまむーの話に戻ろうか」 凛「卯月が個性を欲しがる話ね。もういい加減飽きたよねそういうの」 卯月「飽きたとかいうのやめましょう?」 未央「口を開けばキャラが薄いんじゃないかとか個性が欲しいとか」 凛「大体一般人にはそんな一目でわかるような個性の持ち主なんてそうそういないんだよ」 卯月「私一応アイドルなんですよ。一応一般人ってわけじゃないんですよ」 未央「そう言われても私だってそんな言うほど個性ないよ。『なんかこう……パッションー!』みたいなくらいしか」 凛「私も『なんかこう……クール!』程度なもんだよ」 卯月「それで言ったら私は『なんかこう……キュートー!』みたいな程度じゃないですか」 未央「充分でしょ」 凛「世の中そうじゃない人が大半なんだよ」 6: ◆AHvbf5ars. 2015/08/02(日) 01:38:55 ID:DZz0mF.2 卯月「私の周りにいる人皆アイドルだから、可愛さは全員標準装備なんですよ。埋もれるんですよ私が可愛かろうが」 凛「贅沢だなあ卯月は」 未央「世の中のブス共から顔面握り潰されるよ」 卯月「他の皆が濃すぎるっていうだけの話な気もするんですけどね」 凛「変人だけを選んで集めてんのかってくらい変な人多いよね。この事務所」 未央「変人が一箇所に集まってるせいで変な磁場とか発生しそうだもん」 凛「プロデューサーも大変だよね」 未央「自分で集めてきてるんだから自業自得な感じもするけど」 卯月「この間酔った早苗さんと楓さんに絡まれてて大変そうでしたよ」 凛「それ仕事中の話だよね? 何してんのあの大人達」 続きを読む