転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1520431845/ 1 : ◆U.8lOt6xMsuG 2018/03/07(水) 23:10:45.90 ID:KUguIUDb0 性描写有りです 2 : ◆U.8lOt6xMsuG 2018/03/07(水) 23:11:49.71 ID:KUguIUDb0 柔らかな暖かさの中、私は目を覚ました。 服はベッドの縁に脱ぎ捨てられたままで、下着だけを着けている状態。肌に直接触れる毛布がちくちくする。 左手が繋がれていることに気がついて、その方へ目をやると、指を絡ませ握られた私の手と私のプロデューサーさんの寝顔が目に入った。彼はまだ目を覚ましていない。 彼を起こさないように毛布を持ち上げ中をのぞき込むと、白いシーツにぽつんと赤黒い染みがある。この染みと、さっきからしている下腹部の痛み、そして隣で寝ているプロデューサーさん。これらの要素が、昨晩のアレは夢や幻ではなく、事実であることを私に突きつける。 ああ、私、プロデューサーさんとセックスしたんだ。 今さらになって自覚した事実が、私の心にのしかかる。呼吸をする度に体に入り込む空気は、少しじめっとしていた。 8 : ◆U.8lOt6xMsuG 2018/03/16(金) 22:43:31.79 ID:UHuL5gE80 プロデューサーさんが私に触発されたとかで、自宅のベランダでガーデニングを始めた、という話が事の発端だった。プロデューサーさんは「ガーデニングの先輩」として、私にアドバイスを頼んだり、成長過程の写真を見せてくれたり、育った花を事務所に持ってきたりした。 手伝えることは何でもやった。だって、プロデューサーさんがガーデニングに興味を持ってくれたことが嬉しくて仕方なかったから。…ううん、それだけじゃないね。プロデューサーさんだから、っていうのもあった。 好きな人に、自分の好きなことを知ってもらいたかったしね。だから、必要以上に色々と。 そのうち、プロデューサーさんの家に訪れるようになった。いつかはPさんの家に行ってみたいって思ってたし、直接見てみたい、何てもっともらしい理由をつけて、家に上がり込んで。 で、ただ観察してアドバイスして終わり、じゃなくて、家事を手伝ったりご飯を作ったり、持ち込んだDVDを一緒に見たり…なんて、そんなことを繰り返して。いつからか、半同棲状態になって、この部屋に入り浸って。 そして、昨日、いつもより距離が近くて、そういう雰囲気になって、で……。 「…………」 昨晩のことは、今思い返しても顔から火が出そう。 9 : ◆U.8lOt6xMsuG 2018/03/16(金) 22:45:24.21 ID:UHuL5gE80 ああ、ヤっちゃったんだ。私、本当にPさんと……。 …夢中というか必死というか、そもそも初めてでそういうのは全然知らなかったけど、私変じゃなかったよね? あのときは何か吹っ切れていたけど、今思い返してみれば、恥ずかしいことを言ったり恥ずかしいところを見られたり…触られたり…。 自分でも触れたことのないところにアレが入るなんて、本当はちょっと怖かったけど、Pさんがゆっくりと、優しくシてくれたおかげか、痛みも聞いたほどはなかった。 うん、優しくキスされたり、ゆっくりとおっぱいをいじられたり、いっぱい「好き」って言われたり、言ったり… 「…何でニヤけているの?」 「っ!」 急にした声に体をびくっとさせる。薄く開いた目をPさんが私に向けている。起きちゃったみたい。 それから、私は布団を引っ張っておっぱいを隠した。下着を着けているけれども、明るいところで見られるのはまだ慣れない。 続きを読む