転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455875495/ 1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 18:51:36.16 ID:wPP2nsmp0 飛鳥「ねぇ、P。人はどうして愛するのだろう?」 P「どうした急に?」 飛鳥「いや、ふと思ったのでね………人を愛するというのがどういうものなのだろうかって………」 飛鳥「生憎、ボクにはそういう風に思った相手もいないから全然わからなくてね」 飛鳥「キミは理解しているのかい?」 P「う~ん………そうだな………」 2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 18:53:27.78 ID:wPP2nsmp0 飛鳥「マンガやアニメでも、よく愛について述べる場面があるけれど、どれを見てもイマイチ理解できなくてね」 飛鳥「普通の人間なら、言葉で説明することはできなくても、感覚で理解できるらしいし」 飛鳥「このように愛を理解できないボクは………とても悲しい存在なのだろうか?」 P「まぁ、焦らなくてもいいんじゃないか? その内飛鳥にもわかる時が来るだろうし」 飛鳥「その内?」 P「ああ。飛鳥が成長して大人になれば、なんとなくわかるようになるよ。愛ってのはそういうものだって俺は思うし」 飛鳥「………そうやってボクを子供扱いするのはやめて欲しいな」 P「実際子供だろう? まだ14歳なんだし」 飛鳥「むぅ………」 4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 18:55:12.79 ID:wPP2nsmp0 P「そう遠くない未来に、飛鳥にも好きな男が出来る日が来るかもしれない。その時に今言った疑問が解けるはずだよ」 飛鳥「………ボクにそんな人ができるだろうか?」 P「ああ、きっとできるさ」 飛鳥「とてもそうは思えないね………ボク自身、恋愛なんかしたいとも思ってないし」 P「まぁ、今はそうかもな。でも時が経てばそう思える人間ができるはずだよ。俺が保障する」 飛鳥「フッ………キミに保障されてもね」クスッ 6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 18:56:40.80 ID:wPP2nsmp0 P「な、なぜ笑う?」 飛鳥「だってキミ自身、現在進行形で恋人なんていないじゃないか」 飛鳥「一人寂しい孤独の道を歩んでいる。いや、嫌いじゃよ? そういうスタンスもね………フフッ♪」 P「じゃかあしい!! 遠回しにバカにするんじゃねぇ!!」 P「だ、だいたい俺もう孤独じゃないし!」 P「いるしー!彼女の一人ぐらいもういるしー!」 P「つい最近いい感じで交際してる彼女できたもーん! もう孤独じゃないもーん!」 飛鳥「――は?」ギロッ P「えっ」ビクッ! 続きを読む