転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521462393/ 1: ◆YgxIRJldbVyL 2018/03/19(月) 21:26:33.03 ID:HKVqpMxi0 ~~じゃんぐるちほー~~ ミナミコアリクイ「うーん…こうかなぁ…?」バッ ミナミコアリクイ「手はグッと握って…」グッ キングコブラ「……」 ミナミコアリクイ「もうちょっと…腕の角度をあげてみたり…?」ググ キングコブラ「……」 ミナミコアリクイ「前のめり……いや逆に胸を張って!」グググ キングコブラ「……」 ミナミコアリクイ「ターンなんかしちゃったり♪」クルンッ キングコブラ「……」 ミナミコアリクイ「……ぇ?」 キングコブラ「…ターンの後はポーズとか決めたらいいんじゃないか?」 ミナミコアリクイ「な、なんだよー!あっち行ってよー!」カァァ 2: ◆YgxIRJldbVyL 2018/03/19(月) 21:29:24.71 ID:HKVqpMxi0 ミナミコアリクイ「いつからいたの…?」 キングコブラ「バンザイのあたりからだな。それが視覚に入って気になったんだ」 ミナミコアリクイ「ば、ばんざいじゃないよ!威嚇の練習だよ!」バッ キングコブラ「威嚇の練習?」 ミナミコアリクイ「そう…あたしの威嚇全然怖くないらしいから…」グ キングコブラ「踊ってるようにしか見えなかったが」 ミナミコアリクイ「あれは…途中から楽しくなっちゃって…」ググ キングコブラ「なるほど…しかし練習でどうにかなるものなのか?」 ミナミコアリクイ「それは分からないけど、なにもしないよりはいいかなって」ググ キングコブラ「まぁそうだな…そんなにお前の威嚇は怖くないのか?」 ミナミコアリクイ「むしろ可愛いって言われたことある…」グググ キングコブラ「そこまで…一回やってみてくれないか?」 ミナミコアリクイ「さっきからずっとやってるよ!」ググググ キングコブラ「えっ、それ!?」 3: ◆svacoLr1WE 2018/03/19(月) 21:30:55.88 ID:HKVqpMxi0 ミナミコアリクイ「まさか……威嚇と気づかれてなかったなんて…」ズーン キングコブラ「すまん…で、でも可愛くていいと思うぞ!」 ミナミコアリクイ「だから可愛かったらダメなんだよーっ!」 キングコブラ「あ、そうか……」 ミナミコアリクイ「ぅぅ…どうすればこう威嚇っぽくなるんだろう……」 キングコブラ「誰かのを見て、それを参考にしてみるのはどうだ?」 ミナミコアリクイ「参考…?」 キングコブラ「あぁ。例えば私だと尻尾はとぐろを巻いて、こうやって睨むかな」ギロッ ミナミコアリクイ「ヒッ!?」ゾクッ キングコブラ「ま、こんな感じだ。どうだった?」 ミナミコアリクイ「こ、怖かった…さすがキングコブラだよ!」 キングコブラ「よせ、そんな大層なものじゃない」 ミナミコアリクイ「ううんすごかった!ゾクッってなったもん!ねぇコブラ、よかったらあたしに威嚇を教えて!」 キングコブラ「……(ピクッ)」 キングコブラ「いいだろう。私にまかせておけ」 ミナミコアリクイ「ほんと!?ありがとう!」 キングコブラ「ああ。まずはとぐろを巻くところから始めるぞ!」 ミナミコアリクイ「いや、とぐろは巻けないかな…」 続きを読む