転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1411572142/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/09/25(木) 00:22:22 ID:yegz4nyg ここは悪の組織のアジト── 圧倒的な強さとカリスマ性を誇るボスの下、 大勢の構成員たちが、日々悲願である世界征服に向けた準備を進めている。 まもなく、組織を支える三人の幹部による定例会議が始まろうとしていた。 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/09/25(木) 00:26:51 ID:yegz4nyg 一人目、美少年── 美少年「さぁ~て、次は何して遊ぼっかなぁ」 ボスの息子である少年。 まだ幼いが、ボス以上の才能を秘めており、実力はすでに幹部No.1である。 二人目、女幹部── 女幹部「うふふ……世界征服は遊びじゃないのよ?」 怪しげな魔力をまとった妖艶な女性。 戦闘力だけでなく頭脳も明晰であり、組織のブレーンとして活躍する。 三人目、マッチョ── マッチョ「ケッ、ガキはお気楽でいいぜ!」 巨体と怪力が自慢の大男。 生身で戦車を相手にしても力負けしない豪傑だが、粗暴なのが玉にキズ。 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/09/25(木) 00:29:20 ID:yegz4nyg 女幹部「さて……今日の議題は最近現れた政府直属の『ヒーロー』についてよ」 マッチョ「ヒーローか……」 マッチョ「まだ手合わせはしてねぇが、ウチの上級兵もやられたらしいじゃねえか」 女幹部「ええ、要人襲撃を試みていた兵士たちが撃退されたわ」 マッチョ「いったい何者なんだ?」 女幹部「おそらく……政府が長年育成してきた対テロなどの切り札よ」 女幹部「アタシたちの組織が侮れないと分かって、投入してきたんでしょうね」 美少年「ボク、新しい遊び相手ができて嬉しいなぁ~」 美少年「警察や自衛隊の人じゃ、弱すぎて物足りないもん」 続きを読む