関西有数のオタク街で知られる大阪・日本橋で、コスプレ衣装を製作するためのミシンを設置したサロンや居間風のカフェなど女性をターゲットにした店舗が増えている。「オタク」といえば、アニメやゲームなど特殊な趣味を持つ根暗な男性のイメージが強かったが、最近ではアニメ好きを公言した人気女優がコスプレ姿を披露するなど、少しずつ「オタク女子」の社会的認知度が上がっている。それでも、周囲の目を気にする女性たちにとって、こうした店舗は人目を気にせず「好きなものは好き」と言える場所として人気を集めているようだ。(中井美樹) 「1人よりもみんなで…」世界が広がった 「オタク女子限定カフェサロン」と銘打って2年前にオープンした「Ataraxia cafe(アタラキシア・カフェ)」(大阪市浪速区)では、漫画や同人誌を読めるソファ席や、パソコンでイラスト制作などができるカウンター席、コスプレ衣装づくりができるワークスペースなどを完備。ミシンやアイロン、パソコンなどは無料で貸し出しており、オタク女子たちの創作活動をサポートしている。 また、コスプレーヤーらを対象にしたウイッグカットの講習会も不定期で行われている。美容師が講師になり、アニメキャラクターの髪形を例に挙げながらカットの仕方を指導。仕事帰りのOLやソーシャルゲーム好きの大学生らが熱心にはさみを動かしていた。 この講習会に参加していた常連客の女性会社員(23)は「1人よりも誰かと一緒に作業するのが楽しい。この店に来るようになって、自分の世界が広がった」と声を弾ませた。 長いので続きはソースで 産経WEST 2018.3.15 15:30 http://www.sankei.com/west/news/180315/wst1803150003-n1.html 続きを読む