転載元 : http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1517502753/ 1: 名無しで叶える物語(家) 2018/02/02(金) 01:32:33.67 ID:jy4LzfQ2 善子「小さい時から私は普通の人間とは違っていたの」 善子「黒い羽を生やすことができて、火を自在に操って、その気になればサイコキネシスも使えた」 善子「あと…何かと運が悪かったり……」 善子「そ、ミュータントってやつ」 善子「でもね、私はずっと思ってきたの」 善子「私は神様に恨まれて下界に舞い降りた堕天使ヨハネなんだってねーー」 ーーーーーー ーーーー ーー 2: 名無しで叶える物語(家) 2018/02/02(金) 01:33:57.46 ID:jy4LzfQ2 善子「え!?ママの高校に通えるんじゃなかったの!?!?」 善子ママ「ゴメンね…じっくり考えたんだけど、やっぱり善子に合う学校はここなんじゃないかって」 善子「恵まれし子らの学園!?」 善子ママ「ほら、あの車椅子でウチに来てたあの人覚えてる?実はあの人が創設した人なんだけど、是非通いませんかってね、私も色々調べていったら善子にはここで生活する方が伸び伸びできるんじゃないかなって」 善子「だからって相談もなく、入学手続まで済ませてるなんて…一言あっても良かったんじゃ」 善子ママ「寮生活とか色々不安になる部分もありそうだから中々言い出せなくて…ただ、本当に嫌と感じたらすぐに転校する形でこっちに戻ってきていいからね。だから1度だけ行ってみない?」 3: 名無しで叶える物語(家) 2018/02/02(金) 01:35:05.69 ID:jy4LzfQ2 善子(別に今までもそれとなく学校生活は不自由なく過ごせたし…まぁ強いて言えば皆にヨハネって呼ばれたかったけど、学校じゃ名前も筒抜けだからそこは断念してたけど) 善子(私の"能力"だって制御可能で暴走するころだってなかったし、知ってるのは今のところ家族だけだ…多分) 善子(家にいてもそれこそ伸び伸びと自由にできたし、学校の先生を親に持ったおかげか勉強もそれなりにはできてるし、それなりには) 善子(逆にそんなママがここまで強行的な手段を使ってきたんだから、何か理由があるのも確かで) 善子(不思議とその理由が見たいという思い1つでだけ、既に学園の目の前まで来ている) 4: 名無しで叶える物語(家) 2018/02/02(金) 01:36:43.17 ID:jy4LzfQ2 善子「ここね…随分立派な建物だこと」 善子「えぇと…正門のチャイム…」 善子(なんだろう…このボタンを押すと同時に新しい生活が始まると思うと…中々…次の1歩が…) ???「やぁ、君が津島さんだね」 善子「は、はい!」 善子(急に話しかけないでよ!同様したじゃない…) ???「脅かせてすまない。さぁ入りたまえ、ドアは既に開いている。君が来るのを感じたんでね」 善子「あ、ありがとうございます」 善子(この人…見覚えあると思ったらママが言ってたウチに来てた人だ) ???「私はチャールズ・エグゼビア、ここの創設者だ。皆は私をプロフェッサーとも呼んでいる」 チャールズ「歓迎するよ、津島さん。いや、堕天使ヨハネと呼ぶべきかな?」 続きを読む