転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440074230/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/20(木) 21:37:10.60 ID:j2JVJq8j0 ミリマスの奈緒と志保のSSです。 二回目の投稿なので、いたらないことあるかもです。 よろしくお願いします。 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/20(木) 21:37:46.93 ID:j2JVJq8j0 「志保、ぱんつがあらへん」 「は?」 レッスンを終え、シャワーを浴び終え、更衣室に戻ったところだった。 隣の奈緒さんが何かごそごそやっている――裸のままだったので上からバスタオルをかけたのだけど、 作業を止めることはなかった――ので気にはなっていた。 「ぱんつがみつからへんねん」 着替え諸々が押し込まれたスポーツバッグをひっくり返しながら、奈緒さんが不思議そうな顔で言う。 色とりどりの飴が幾つも散らばったり、スマホも床に当たって遠くへ滑っていく。 あーもう壊れたらどうするんですか。 拾って返してあげる。ありがとう、と関西のイントネーションで返事。どういたしまして。 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/20(木) 21:38:27.85 ID:j2JVJq8j0 「みつからないって……ちゃんと穿いてきたんですよね?」 「志保は私を何だと思ってるねん。痴女か」 憮然とした表情で言う奈緒さん。 バスタオルは肩にかかっているだけなので、痴女と言えば痴女だった。 「おっかしいなぁ。ありえるんか、こんなこと」 「トンネル効果ですかね。百合子が喜びますよ」 適当なことをいう。 どうせシャツの間に挟まってるとか、そのくらいの話だろう。 ちゃんと畳んで入れないからそういうことになるんですよ。 反省を促すという意味もあるので敢えて捜索は手伝わず、私は自分の着替えを終えた。 鏡台に移動して、髪をドライヤーで乾かしブラシでとく。 鏡の端に映る奈緒さんは、おっかしいなぁ、と何度も呟きながら、鞄を隅々まで探していた。 あんまりじろじろみるのもあれか。 っていうか服着てくださいよ。 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/20(木) 21:39:00.76 ID:j2JVJq8j0 「本当にないんですか?」 「ないなぁ。盗みとかはいったんやろか」 「……ありえなくは、ないですね。あとでプロデューサーに……いや、律子さんに相談しましょうか」 「せやなー。あー、私も髪かわかそ。風邪引いてまう」 そんな事を言いながら、奈緒さんが私の隣に腰掛けた。 流石に上はもうTシャツを着て、下にはバスタオルを巻いていた。 未開の地から出てきた原住民みたいだ。 続きを読む