769 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:2018/02/06(火)12:58:43 ID:06S 実家では、お隣のおばあちゃんからいつも漬物をもらっていた ガレージの片隅で漬けていて、頂く時にはボウルを持ってぬか床から取り出したての漬物を そこへ入れてもらう 大きいポリバケツにしわくちゃの手を肘くらいまで突っ込んで漬物を取り出す瞬間は、 見ていていつも楽しかった 漬物をいただく代わりと言っては何だけど、母が病院やスーパーへ車で送迎、 場合によっては付き添いしていたみたい その母が「うちのお漬物は全部お隣のおばあちゃんが作ってくれたもの」と言っていたのを、 私は何を勘違いしたのか「この世すべての漬物はお隣のおばあちゃんが作ったもの」だと 勘違いしていた スーパーで漬物を見るたびに誇らしい気持ちになっていたけど、小学校低学年くらいの時に 同級生に指摘され、そうじゃないことが分かった 「隣のおばあちゃんがそんなに凄い人なわけないじゃん」って笑いながら言われたのが 悔しくてたまらなかった 帰宅後、母に 「お隣のおばあちゃん凄いのに!あんなにお漬物おいしいのに!絶対スーパーのよりおいしいのに!」 と泣きながら縋り付いた その次に貰ったお漬物がいつもより多かった。丸聞こえだったらしい。 恥ずかしかったと同時に懐かしい思い出です。 先日ご家族のご好意でお隣のおばあちゃんの法事に参加してきたので、懐かしくなって書き込みました。 例のぬか床は現在実家にありますが、やっぱり少し味が違う。 お隣のおばあちゃんのお漬物もう1度食べたいなあ