秋篠宮家の眞子さまの婚約者の母が金銭トラブルを起こしていたことが判明してスキャンダルになっています。騒ぎたい気持ちはわかるけれどゲスだなあ。 オススメ記事 1月25日、宮内庁で行われた長官会見は、2週間に1度の恒例のものであるにもかかわらず、緊迫感に包まれていたという。まず、ある宮内庁担当記者が質問を投げかけた。 ――複数の週刊誌が今日、眞子さまの婚約者・小室圭さんのお母さんの金銭トラブルについて報じています。この件について、長官はどうお考えですか? これに対して、山本信一郎宮内庁長官は、冷静な様子でこう答えた。 「ご結婚ということについては、基本的には(眞子さまと小室圭さんの)2人の問題ですし、ご両家の問題です。私どものほうからとやかく申し上げることは何もございません」 さらに別の記者が再び質問。 ――小室さんのお母さんの記事について、長官が両陛下に説明をされる予定もないのでしょうか? 「……やはりご結婚は、お二人の合意によってなされるのが基本だと思いますね」 この会見が行われた当日は、『週刊文春』と『週刊新潮』が小室家の借金トラブルについて、大々的な扱いで同時に報じ、話題を集めていた。 「昨年12月にまず『週刊女性』が報じていますが、記事の内容は小室さんの母・佳代さんが、元婚約者の男性から約440万円の援助を受けていたというものです。婚約解消後に返還を求めたところ、佳代さんは取り合わなかったといいます。眞子さまと小室さんの『納采の儀』は3月4日に迫っています。宮内庁担当記者たちは、一般の結納にあたるこの儀式を前に“婚約破棄”の可能性もあるのではと、長官に質問を繰り返したのです」(皇室ジャーナリスト) 借金トラブル報道の波紋が及んでいるのは、宮内庁内ばかりではない。宮内庁関係者が嘆息する。 「実は天皇皇后両陛下は、週刊誌に掲載された皇室記事は、ほとんどチェックされています。そしてときには、宮内庁長官に、記事の内容について説明を求められるのです。25日の会見で『説明をされる予定は?』という記者の質問に対し、長官が否定しなかったのは、すでに両陛下が説明を求められているからだと思われます。両陛下にまでご心配をかけてしまったことで、いちばん苦慮されているのは、秋篠宮ご夫妻でしょう……」 皇族の嫁ぎ先に、こうしたスキャンダルが報じられるなど前代未聞のことだ。 「秋篠宮さまと紀子さまは、眞子さまの意志を再度確認されるために、話し合いの機会をもうけられたそうです。いわゆる家族会議ですね。しかし眞子さまは、小室さんとのご結婚については、お気持ちは変わっていらっしゃらなかったと伺っています」(前出・宮内庁関係者) そして1月4日、眞子さまは小室さんにお会いになるために外出されたという。 「以前なら紀子さまも微笑ましく思われていた婚約者同士のデートでしょうが、眞子さまの背中をお見送りになるご胸中も、かなり複雑なものでいらしたでしょう……」 その後も続く小室家関連報道に、宮内庁職員の間では、“ご結婚そのものを見直すべきでは”という声も高まっているという。だが、 「たとえば小室圭さん本人の借金トラブルや女性問題などならともかく、圭さんのお母さんの問題ですから、破談の理由にはなりえません」 眞子さまと小室さんの『納采の儀』まで、あと1カ月半。この騒動は沈静化するのか、それとも……。 via: 小室さん母の“借金トラブル”で秋篠宮家「大揺れの家族会議」 ゲスの極み こういうニュースを見たい人っていうのがいっぱいいるというのがまず最初の驚きであり、なんだか恥ずかしく思えてきます。彼らがこのような記事をスキャンダルとして大々的に取り上げるのは、こういうことを読んで喜ぶ人間がたくさんいるからです。売れるから書く、非常にシンプルな理由だと思います。 みんな色んな人、優れた人、運が良かった人、カネを稼いでいる人、権力を持っている人、幸せそうな人のアラを見つけるのが大好きです。それを見て溜飲を下げるのです。なんだこいつもこういう汚い面があるのか、と嬉しくワクワクしてくるのです。それはきっと自分と相手との相対的な立場を近づけるものでしょう。 なんだかすごいやつに見えたけど、案外自分と変わらないと思うことで自分の立場を結果的に引き上げようというわけです。なんだか下らない上に虚しくなるような理由ですが、でもその快感というのはかなり強力で、人間は中々辞めることが出来ません。 宮内庁の判断 また、宮内庁の判断は至極まっとうなことのように思います。最終的には二人の判断ですから、そこに宮内庁が積極的に意見を表明することはありえません。実際はもちろん当事者二人の話にとどまるわけもなく、天皇一族の婚姻ですからそういう部分も極めて大きな問題にはなっていくでしょう。 実際、王族のスキャンダルや私生活というのは海外でも大々的に取り上げられることが非常に多くあります。それは、彼ら王族が国民と共にある存在であり、それゆえにその存在についてきちんと知らしめていくという目的があるからです。当然スキャンダルの話も出ますが、しかしそれだけではありません。普段の活動や外交における貢献、最高度の文化を保障する存在としての趣味や芸術活動に関するものなどありとあらゆることが取り上げられます。 王族とは正当性を体現する存在ですからその重圧は非常に大きなものでしょう。なんにせよ、今回の結婚が下らないスキャンダルで潰されないと良いのですが。