585 :愛と死の名無しさん 2016/09/12(月) 15:32:40 ID:HDNu15mD.net 少し昔に出席した式 お相手は年上で婚歴あり 前の奥様とお子様は関西の実家に遊びに行った間に阪神淡路の震災で亡くなられた それを友達が励まし続けてついに結ばれることになった 友達は一途に懸命に新郎に尽くしていた 本当に健気な子だった が、最後の花嫁から両親への手紙が予想外のものだった 両親への言葉は最初の「今まで育ててくれてありがとう」程度で、 次に来たのが「新郎さんの近所に産まれて良かった」 その後のスピーチをまとめると 子供の頃から好きだった新郎さんが結婚したときはショックだった だけど奥さんも子供も早くにお亡くなりになった こ れ は チ ャ ン ス だ と 喜 び に 震 え ま し た きっと前の奥さんとお子さんは私に幸せを譲ってくれてたのだと思います 月並みですが二人の分も幸せになります 誰も何も言わなかった ただ空気が沈んだ 二次会も荒れはしなかったが盛り上がりもしなかった 新婦は新郎を幸せにしなきゃ!と使命感に燃えてるようなところがあったから 気持ちが前のめりになってしまったのだろうな 結婚生活では年若い妻として大切にされたそうだが数年後離婚した 亡くなっ子を思うと子作りする気になれないと言われ、 若いうちに再婚するよう説得されての離婚だったそうだ 正直配慮に欠けた発言だったと思うが、本当に全力で尽くしていたのも知っているので なんか後味悪いと思った