390: ◆9L0znSkw 今までROM専門でしたが先日父の法事の時にシベリア抑留経験のある親戚のおじさんに話を聞けたので紹介します。 当時、捕虜はソビエト国内の犯罪者と一緒に労働に従事していた。 ある時、おじさんは労働者の中に日本人らしき人物を見つけ、声をかけようとした。 しかし、日本語で話し掛けるとスパイの嫌疑をかけられ、酷い目にあわされる。 おじさんは一計を案じて、ロシア語で話し掛けた。 「あなたの故郷はどこですか?」 たわいの無い会話だが、この答えをきけば日本人かどうかがわかる。 話し掛けられた人物は一瞬驚きの表情でおじさんを見つめ、わずかな沈黙の後、ロシア語でこう答えた。 「私は39年に将校だった」 続きを読む