転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516017275/ 1 : ◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 20:54:35.98 ID:NHw1ub4F0 芳乃「というわけでさっそくお願いしますー」 卯月「ええっ!?」 芳乃「どんな言葉でも良いですよー」 卯月「ええっと、じゃあー……スマイルとかどうでしょう!」 芳乃「卯月さん。私も高校生なのですよー? それくらい知っていますー」 卯月「そ、そうですよね……」 芳乃「笑顔という意味でしょー。むふー」 卯月「合ってますけど、そこまで誇るものでもないような……」 芳乃「お店でも売っているらしいですねー」 卯月「スマイル0円ですか?」 芳乃「卯月さんのすまいるなら5000兆円の価値がありますー」 卯月「あはは、ありがとうございますっ」 芳乃「しかしー、卯月さんはあまり良い言葉を教えてくれませんでしたー」 卯月「それはごめんなさい。……でも、そういうことだったら凛ちゃんに聞いた方が良いですよ!」 芳乃「凛さんですかー?」 卯月「はい! 凛ちゃんはいろいろな言葉を知ってますから!」 芳乃「それでは凛さんにも聞いてみましょうかー」 卯月「私も次の機会までに横文字を覚えておきますね!」 芳乃「ありがとうございますー」 2 : ◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 20:56:30.68 ID:NHw1ub4F0 凛「それで次は私に?」 芳乃「いかにもー」 凛「別にいいけど。でも、私も卯月みたいに普通のことしか知らないよ?」 芳乃「学校で習うこと以外でしたら良いですよー」 凛「そっか。そうだな……アイオライトなんてどう?」 芳乃「ほー? それはどのような言葉でしょうー?」 凛「意味で言えば宝石かな。サファイアみたいに蒼くて綺麗な」 芳乃「ふむー。宝石については詳しくありませんがー、ぴかぴかな石ころのような物でしてー?」 凛「石……。まあ、そうだね。蒼くてキラキラ輝いてて、それにちょっと透明感もあるよ」 芳乃「見てみたいですねー」 凛「私も。まだ1度も見たことはないけど」 芳乃「凛さんはあいおらいとを何で知ったのですかー?」 凛「何で? そうだな……、あれは……」 芳乃「……ふむー。また面妖なこともあるのですねー」 凛「芳乃でもやっぱり珍しく感じることなんだ?」 芳乃「凛さんは私のことをどう思っているのでしてー?」 凛「あはは、やっぱりこう、光輝な感じがするよね」 芳乃「照れますー」 凛「あっ、嬉しいんだ」 芳乃「私も女の子ですからー」 凛「うん。……うん?」 14 : ◆Rj0X.392Pk 2018/01/15(月) 21:35:13.60 ID:NHw1ub4F0 芳乃「蒼の剣を受けよー、あいおらいと・ぶるー」 未央「………………」 芳乃「静かなる蒼の息吹よー、我が剣に宿りて敵を穿てー……らずーる・れおー」 未央「しぶりんに何されたの!?」 芳乃「ほー?」 未央「よしのん何かしぶりんに弱味でも握られてない? 私でよければ力になるよ!?」 芳乃「弱味などは何もないですがー?」 未央「それならいいけど……」 芳乃「凛さんには横文字を教えてもらったのですー」 未央「横文字? しぶりん何教えてるのさ……」 芳乃「あいおらいとー……」 未央「言わなくていいから!?」 芳乃「未央さんも何か教えてくださいー」 未央「えぇっ。しぶりんみたいに変な言葉知らないんだけど……」 芳乃「横文字ならなんでも良いですよー? 学校で教わらないことならばー」 未央「なんでもって逆に難しいけど……。そうだなー、じゃあ実用的なことで……」 芳乃「ふむー」 未央「トールチョコレートオランジュモカエクストラホイップエクストラソースとか?」 芳乃「何かの呪文でしてー?」 未央「まあ、呪文だね」 芳乃「誰を呪い殺すのですかー?」 未央「そんな物騒なものじゃないから。とあるコーヒーショップの注文法だよ」 芳乃「ほー……」 未央「よかったら試してみてね!」 芳乃「わかりましたー」 続きを読む