異例ずくめの中、14日に東京・両国国技館で初日を迎えた大相撲初場所。 結びの一番で、先月の臨時の横綱審議委員会(横審)で取り口を批判された横綱・白鵬が、小結・阿武咲の挑戦を退けた。 元横綱・日馬富士の傷害事件で今月の給与不支給という処分も受けた角界の第一人者が、不祥事明けの初日の土俵を締めた。 この日は東京場所恒例の本場所総見で、横審メンバーが東京・両国国技館で観戦した。 結びの一番はセクハラ問題で事実上、辞職した第40代式守伊之助に代わって、三役格筆頭の式守勘太夫が裁いた。 立ち合いでの張り手やかち上げの多用を批判された白鵬は、右肩から当たって左上手を取りにいく。 相手の出足に後退したが、回り込んで土俵際で逆転勝ちした。 北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は張り手のなかった立ち合いに「ホッとしている。ちょっとは(批判を)気にしてくれたのかな」と胸をなでおろした様子。 白鵬が取り口を直したい考えを持っていることを伝え聞くと「そうしてください。横綱らしく受けて立つ相撲を」と期待した。 白鵬は取組後、相撲内容を評価され「私もホッとしました」と苦笑いを浮かべた。 詳細はソースにて https://mainichi.jp/articles/20180115/k00/00m/050/099000c 続きを読む