ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフのMF宇佐美貴史は、幼少の頃から数々の偉業を達成し、その才能を称賛されてきた。 ガンバ大阪のジュニアユース、ユースと階段を駆け上がって来たなか、2009年にクラブ史上初の高校2年生でトップチームに飛び級昇格を果たし、同年5月20日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第6節の本拠地FCソウル戦でプロ初出場&初得点という離れ業をやってのけた。17歳14日でその試合のピッチに立った宇佐美は、元日本代表MF稲本潤一(北海道コンサドーレ札幌)が持つクラブ最年少公式戦デビュー記録(当時)も塗り替えている。 それ以降も、所属クラブや年代別代表で華々しい活躍を見せ、次世代を担う期待のアタッカーとして大きな注目を集めた。その姿に誰もが眩いばかりの未来を予感したが、あれから8年が経った今、宇佐美の海外挑戦や日本代表でのキャリアは成功とは程遠いところにある。それはおそらく宇佐美自身も想像していなかったことだろう。 全5回にわたってお届けする「独占告白」の第4回目は、自身を奮い立たせてくれるライバルについてだ。現状を真摯に受け止める男は、どのような考えを持っているのだろうか。 第三回:宇佐美貴史が語る日本代表「海外組から見下されている気がした」 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180114-00010018-soccermzw-socc 続きを読む