関連記事:光武帝が夜遅く帰った時、門が閉まっていて入れてもらえないということがあった 588: 世界@名無史さん 2012/01/24(火) 10:07:49.00 0 >>11とかの貴人お忍び話のひとつ。 神聖ローマ皇帝のカール5世は、お供一人を連れて急ぎの旅の道中、日が暮れてしまった。 案内人を探そうと村に入り、一軒家の戸口を叩くと、酔っ払って寝入りばなを起こされた農夫が出てきた。 農夫は道案内を頼まれて、不承不承カンテラに明かりを灯し、頼んだ人に話しかけた。 「お前さんは誰だい」「カールだ」「そうか。おいカール、このカンテラ持っててくれ、用を足してくる」 農夫が戻って来てカンテラを受け取ると、お供が「この方は皇帝陛下であるぞ」と一言。 仰天した農夫は平謝りしたが、皇帝は彼の税と賦役を生涯免除するよう指図したという。 続きを読む