転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378087408/ 1 :以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/02(月) 11:03:28.41 ID:NWEJsOoIo SS初投稿です。 誤字脱字、原作との設定矛盾など多々あるとは思いますがそこはIFだと目をつぶって貰えると幸いです。 ちなみに題名は俺ガイルと俺妹のクロスっぽいですがほぼ100%俺ガイルのみのSSになります 構成は最後まで考えていますが日を分けて徐々に投稿したいと思ってます。 ではよろしくお願いします。 3 :以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/02(月) 11:05:40.43 ID:NWEJsOoIo ―――10年前 『 決めた!私お兄ちゃんと結婚してあげる!それで私が一生側にいてあげるの! 』 『 はぁ?突然上から目線で何言ってんのお前?それに兄妹で結婚なんて出来るわけないだろ。あとそんな事があったら父さんに殺されるわ』 『 そんなの知らないもん!私が大人になったらお兄ちゃんと結婚するのー!! 』 『 はいはい、んじゃその時までにポイント貯めてたら有り難く養われてやるよ 』 『 ポイントってなーに? 』 『 要するに俺が小町と結婚したくなるような行動を起こせばポイントだ。まぁ冗だn… 』 『 じゃあ私が大人になるまでに頑張ってポイント貯めまくるからその時はちゃんと結婚してよねお兄ちゃん♪ 』 『 ハイハイ分かった分かった。あとそういうことあんまり外で言うんじゃ無いぞ、親に聞かれて俺が殺されかねないからな 』 『 えへへ/// よくわからないけどわかったー! 』 『 どっちだよ… 』 ――― 4 :以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/02(月) 11:07:16.06 ID:NWEJsOoIo ???「ヒッキー!ヒッキー!」 結衣「ヒッキー!起きてよ!ヒッキー!」ユサユサ 八幡「…?…おぉスマンいつの間にか寝てたみたいだ」ムニャムニャ 八幡(何だ今のは…?夢…だったのか?) 結衣「もう!せっかく上達した料理の腕を披露しようとヒッキーの為にクッキー焼いて持ってきたのに寝ちゃうなんて、ヒッキーマジ酷い!」プンスカ 雪乃「あら比企谷くん、てっきり由比ヶ浜さんの料理を食べるのが苦痛だから危機回避本能に従って自ら命を断ってしまったのかと思ったわ。」 八幡「寝起き早々俺を[ピーーー]のはやめてくんない?どんなに社会が俺を抹殺しに来ようとしぶとくヒモになって生き続けるのが俺のポリシーだから。自殺とかマジありえないから。まぁこれから死ぬもとい殺されるのは間違いじゃないかもしれないが」 結衣「ちょっ、ゆきのんもヒッキーも酷いよ!?確かに前回はちょっと失敗しちゃったけど今回はきっと大丈夫だから!(´;ω;`)」 八幡「きっと大丈夫って…余計心配になって来たぞ。まさか隠し味に挽肉やらたくあんやらジャムやらが入ってるとかないよな?」 雪乃「それに関しては大丈夫だわ。使う材料だけは前もって私が計量して用意しておいたから。由比ヶ浜さんがよほど独創的な調理をしない限りはなんとか食べられるものが出来るはずよ。」 結衣「二人ともさっきから酷すぎ!確かに隠し味にいちごと桃とヨーグルト入れようとしたらゆきのんに怒られたけど、でも今回は何度も練習したし多分大丈夫だもん!」プンスカ 八幡「それでも多分大丈夫なんだな…で?その俺の為に焼いてくれたクッキーはどこ?」 結衣「それはここだけど……って、は、はぁ?!/// 別にこれはヒッキーの為に焼いたとかそういうのじゃないし!何勘違いしてるの!?ヒッキーマジでキモい!!///」 八幡「冗談だから…そんなに怒らなくても…」(さっき俺の為とか言ってなかったっけ…?) 5 :以下、新鯖からお送りいたします 2013/09/02(月) 11:09:09.87 ID:NWEJsOoIo 雪乃「そもそも貴方の為にわざわざ料理を作るなんて毒見以外ありえないわ、自意識過剰(ひきがやはちまん)くん?」 八幡「わざわざ材木座の小説で学んだラノベ特有のルビ振りを駆使して俺をディスらなくていいから。そんな悲しい能力者が学園都市にいたら読者泣くぞ?あと相当由比ヶ浜の事もディスってるからな、それ」 結衣「ちょ、ちょっと待って!だから、これは日頃奉仕部にお世話になっててそのお礼と言うか…感謝と言うか…とにかく二人の為に作ったの!!///」 八幡「えっ…これが本当のお礼参りか…というか由比ヶ浜に感謝されるようなことは何もしてないんだがな…まぁせっかく作ってくれたんだ、覚悟決めていただくか。」 雪乃「そうね、私もお礼される筋合いはないのだけれど由比ヶ浜さんの意気込みを無下にするのは心苦しいし私の為でもあるのなら、その…友達……として食べない訳にも…いかないわね…///」ゴニョゴニョ 結衣「ゆきのん…!///」 八幡「では」カクゴカンリョウ 八幡、雪乃「いただきます。」サクッ 結衣「…///」ドキドキ 八幡、雪乃「こ、これは!!!?」 続きを読む