転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1512873635/ 1: ◆F4s0D9n8EU 2017/12/10(日) 11:40:35.55 ID:hj0zwI5Go どちらから誘ったのか、どれ程時間が経ったのか、そんなことはとうの昔に忘れてしまった。 「ん………ふぁ、ん、ちゅ」 「ぁ、ふ………れろ、んっ♥」 身体を繋げての接吻を、生まれたままの姿での接吻を、ダージリンは愛おしそうに受け入れている。 幾度となく逢瀬を重ね、共に夜を越えてきたが、彼女のスイッチはこの儀式で完全に入るようだ。 交わる唇を、舌を、視線を解いて白いシーツへ組み敷き、同性であっても見惚れる彼女の曲線美をじっくりと見下ろす。 普段の優美な佇まいからは想像し難い、甘える子猫のような仕草と、娼婦のような妖艶な表情に、私━━西絹代の脚の間に反り立つ『それ』が、一層主張を激しくした。 2: ◆F4s0D9n8EU 2017/12/10(日) 12:00:13.18 ID:hj0zwI5Go 「ふふ、もう限界かしら?」 「………はい。ですから━━━」 今夜も、貴女の全てを頂きます。 皆まで言わずに、燃えるようにいきり立った砲塔をダージリンへ突き込んだ。 「んあっ、あ、やぁっ♥ん、ぁ、はぅっ、ああっ♥ん、ん、ふぁぁ♥」 「ぅ…く、はあっ…………」 いつもより少し乱暴に腰を動かす。上擦った嬌声が脳内に流れ込むと同時に、中の媚肉が蠕動を始め、侵入者である私を蕩かそうと襲いくる。 手持ち無沙汰になり、無意識に獲物を求める私の牙は、いつの間にかダージリンの首筋に届いていた。 「やっ……跡、ついちゃ、ぅあぁっ!?♥♥」 さっきとは、明らかに違う反応。一際激しく跳ね上がった身体と声を逃すほど、私の五感は鈍くない。 3: ◆F4s0D9n8EU 2017/12/10(日) 12:19:08.75 ID:hj0zwI5Go どうやら、『当たり』を引いたようだ。 首筋を吸い上げる唇が微かに吊り上がった。捕らえた獲物を貪る獣のような格好のまま、執拗に、丹念に、そこだけを激しく擦り上げる。 「あぁぁっ♥だめっ、だめ、だめぇっ♥そこばっかぁ、っ、ひぃ、ゃあぁ♥」 「っ、ぷぁ……」 「や、ぁ"~~~っ♥♥」 唇が首筋から離れると、喉を突いて出た特段艶かしい声。 鮮やかな紅花が咲いたことと、その花の持ち主が軽い絶頂を迎えてしまったことを確かめて、嗜虐的な悦びと征服感に潤う口元から熱い溜め息が零れた。 しかし、まだまだ足りない。 私の到達を待たずに、はしたなく達してしまった貴女を。 快楽に乱れて、全身で儚く呼吸をしている貴女を。 何より、蕩けた瞳で、物欲しげに此方を見上げる貴女を、もっと。 ━━━━もっと、貴女を。 続きを読む