転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1511958755/ 1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/29(水) 21:32:36.31 ID:JU90r9BW0 あらすじ:ぐんちゃんにびっくりする事がおきる 郡千景という名前の少女が『結城友奈は勇者である』の世界に行くお話です 『乃木若葉は勇者である』の内容も含むためそこまで把握されている方は多くないかもしれませんが、お付き合いいだけましたら幸いに思います(ゆゆゆいでもOKです) 15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/30(木) 00:56:40.51 ID:rORV8ttxo 読み返してみると誤字脱字、特に重複になっている部分が目立ちますね 特に冒頭が酷かったのでこれだけ修正版を上げておきます。他の部分は脳内補完で何とかお願いします…… >>2 *プロローグ 郡千景(私の家庭環境は最悪だった) 千景(だけれど、逃げ道は潜在的な恐怖により塞がれ、ゴミクズのような日々は私を縫い付けていく) 千景(あいつらが存在する限り、私の地獄は終わらない) 千景(その日もいつもと変わらない陰鬱な気持ちで帰路に着いていた) 千景(切っ掛けは覚えていない。気付けば私は建物と建物の間にある薄汚れた路地裏で座り込んでいた) 千景(動けないと思った。おそらく動きたくないのだと思った。限界は疾うに超えていた) 千景(体育座りのまま時間は過ぎていき、辺りは闇に包まれていく) 千景(こうしてじっとしていればいつかは死ねるのだろうか、と考えた) 千景(同時に、あいつらが今にも現れることを想像して恐怖に身体が凍えた) 千景(最低の行為ばかりするあいつらであっても世間の体裁は整えようとする。自然、私はあの家へ帰ることになるのだろう。あいつらの手によってか、私の脚か、の違いだけで後者のほうが余程マシに思えた) 千景(辺りに積もる夕闇は一層濃くなり、自身のこれまでとこれからをあたかも示しているかのようだ。絶望がいつも以上に胸を黒く塗りつぶしていく。だから、もう私に残された手段は自発的な■だけしかなくて、そうすることが唯一の救いなのだと──) 少女「大丈夫?」 千景(闇よりも深い私の内部に、正反対のひだまりのような声が聞こえてきた) 千景(表情のない私の顔は無意識に声の方向を向き──そこには、山桜のような可愛らしい少女の、少し困った表情があって──) 少女「もし行くところがないんだったら、良ければなんだけど……うちに来る?」 千景(──それが、彼女との出会いだった) 続きを読む