転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507350261/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/07(土) 13:24:22.03 ID:nV9jNYP30 一部、端折ってはいますが、元ネタは某ロボットアニメの神回です。 とあるライブ会場 未央「まさかこんなにたくさんの人に来てもらえるとは思わなかったよ~」 凛「みんなー!来てくれてありがとう!」 卯月「次のライブも来てくださいね~」 ファンたち「「「わああああああああああああああああああああああああ!!!」」」 ファン1「いや~。楽しかった」 ファン2「グッズもたくさん買っちまったぜ。これで今月も極貧生活だぜ」 ファン3「いや、しかし、こうも頻繁にライブをされると金がどんだけあっても足りないよな」 ファン4「そうだな。俺なんてフェラーリと別荘売っちまったぞ」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/07(土) 13:25:29.07 ID:nV9jNYP30 舞台裏 部長「いやぁ~。今回も大いに盛り上がって結構結構」 モバP(以下、P)「お褒め頂き光栄です」 部長「ただねぇ……」 P「ただ?」 部長「こう何回も立て続けに大きなライブやって大丈夫かな?ってね。ほら、アイドルたちのスケジュールとか体力とかストレスとか」 P「そこは問題ありません。学業・休養・プライベートに十分な時間を充てられるようスケジュールを組んでおります。それに、今はプロジェクトが軌道に乗ったばかりです。多少の無理をしてでも今は駆け上がる時期だと思っております。おそらく彼女達も」 部長「そ、そうかい。まぁ、そこは君に任せるよ。おっと、もうこんな時間だ。そろそろ本社に戻らないと。では、失礼するよ」 P「はい。お気をつけて」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/07(土) 13:34:49.03 ID:nV9jNYP30 みく「Pチャン……」 P「どうした?みく。まだ送迎バスは来ないから、楽屋で休んでていいんだぞ」 みく「ちょっと悪いけど、楽屋に来て欲しいにゃ」 P「ああ。時間ならある。大丈夫だ」 楽屋 奈緒「zzz……」←学校の宿題をやりかけたところで寝落ち 友紀「zzz……」←衣装のまま化粧台で寝ている 輝子「zzz……」←メイクを落とさず床で寝落ち 美嘉「zzz……」←白目を剥いて寝ている 卯月「zzz……」←おおよそアイドルがやってはいけないポーズで寝ている P「こ、これは……!?」 みく「頑張ってくれているPチャンにこういうこと言いたくなかったんだけど、みんなけっこう限界なんだにゃ。みくもそうだけど、学生のみんなは移動や休憩時間を宿題に費やしても間に合ってないし、表には出さないけど、寮に戻ったらずっと寝てる子もいるにゃ。レッスンも時間は短くて凄く効率が良いけど、『これだけで大丈夫?』ってみんなライブ前はみんな凄く不安になってるにゃ」 P「学業・休養・プライベートに十分な時間を与えてきたつもりだが……」 みく「180人近くいるアイドルのプロデューサーとマネージャを兼任してもデスクワークを午前中に終わらて、午後はアイドルの付き添い兼外回り兼サボりのついでにアイドル全員の休日が潰れるくらいたくさんの仕事を取って来るPチャンの処理能力を基準に考えたら、足りないに決まっているにゃ」 P「そうか……」←ポケットからスマホを取り出す P「あ、もしもし。ちひろさん。まだ事務所います?――そうですか。だったら、俺の机の上に未提出の企画書あるじゃないですか。あれ、全部シュレッダーにかけてください」 ちひろ『え!?あの書類のスカイツリーをですか!?何時間かかると――ブチッ P「みく。来月までは先方との契約もあるから、スケジュールを緩和させることは出来ない。だが、その先は考慮しよう」 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/07(土) 13:58:42.50 ID:nV9jNYP30 みく「う……うん」グスッ P「どうして泣いているんだ?」 みく「ごめん……ごめんね。Pチャン。みくたちのために頑張ってくれたのに……」グスッ P「気にするな。それよりも、今まで俺に付いて来てくれてありがとうな。前に進むことばかり考えていて、お前たちのことが見えていなかっ――――― まゆ「zzz……Pさん……」←Pがプリントされた特大抱き枕で爆睡中 Pのパンツ「やあ」←凛のカバンのチャックからちょっと出ている。 留美「んん……結婚式はハワイ……」←Pの婚姻届けを偽装中 藍子「Pさん……。そんなサイト見るぐらいなら私が……」←ポケットからPの隠し撮り写真が散らばっている。 P「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ みく「あわわわわわわわ」 続きを読む