転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510942295/ 1: ◆JH.m.tg0U. 2017/11/18(土) 03:11:35.28 ID:aEnt6YEn0 ―四宮別邸― かぐや「…」 かぐや「は?」 早坂「かぐや様顔怖いですよ」 かぐや「ごめんなさい。ちょっとよく聞き取れなかったのだけど…」 早坂「ですから、かぐや様が会長と結婚したら、私にとっては主人の夫、雇用主、つまり旦那様になるわけじゃないですか」 かぐや「ああなるほど…そういう意味の旦那様ね…」 早坂「他にどういった意味が?」 かぐや「ええっと、そうね、まあいいじゃない」 早坂「ちなみに旦那は『お金を出してくれる人』という意味の言葉が語源で、最近主流の使われ方、自分の夫の呼称の方が後発みたいですよ」 かぐや「そんなの知ってるわよ!というかやっぱりわかって言ってたんじゃない!」 早坂「話を戻しますと、旦那様になるわけじゃないですか」 かぐや「ええまあそういうことになるかしら…ってならないわよ!なんで私が会長と結婚するのよ!」 早坂「ずいぶんとツッコミに時間がかかりましたね」 かぐや「まあ確かに会長は優秀な人ですから?候補に上がらなくはないですし、会長から…」 早坂「はいはい、その辺は省略するとして」 かぐや「しょ、省略って…」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/18(土) 03:12:05.18 ID:aEnt6YEn0 早坂「そうすると私がかぐや様の命令で会長に告白したことがばれるんじゃないですか?」 かぐや「え?」 早坂「ハーサカがいなくなって、私がここでメイドとして働いてたら流石にバレると思いますが」 かぐや「その時は一生ハーサカとして生きてもらうしかないわね」 早坂「鬼ですか」 かぐや「というか貴女、一生ここでメイドするつもりなの?」 早坂「というと?」 かぐや「大学を卒業したら、貴女にもそれなりの地位に付いてもらうわよ。もちろん私の傍でですけど」 早坂「そうなんですか?」 かぐや「当たり前じゃない」 早坂「…」 早坂「かぐや様が風邪ひいたときの面倒も他の人が…?」 かぐや「…え?」 早坂「かぐや様は覚えてないかもしれませんが、風邪をひくと必ず『眠り姫』の朗読を迫られるんですよね…」 かぐや「…」 かぐや「やっぱりここのメイドができるのは貴女しかいないわ」 早坂「勘弁してください」 続きを読む