転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510885351/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/17(金) 11:22:31.91 ID:3tbzuSBU0 悪い魔女「私より綺麗な姫など、この世界にいらない!深い眠りについてもらったのだ!」 王子「なにっ!?貴様…我が愛する姫になんてことを!」 悪い魔女「この呪いは貴様の愛ある口付けなどでは解けない…。あははっ!もう姫が目を覚ますことはないだろう!春色バレンタインが発売しない限りね!」 王子「春色バレンタイン!?」 家来ども「あ…あぁ、あの春色バレンタインだと!」 悪い魔女「せいぜい角ラインやあの大先生に掛け合ってみるといい!あはははははっ!」 王子「待て悪い魔女!!くそ…なんてことを」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/17(金) 11:26:11.30 ID:3tbzuSBU0 王子「家来ども答えろ!春色バレンタインが発売される確率はどれくらいなのだ!」 家来ども「……」 家来「極めて低い…かと」 王子「それでは困る…愛する姫が目を覚まさない」 王子「何か…いい作戦はないのか」 そして、私は愛馬の「リンパナハセイギ」にまたがり旅に出ることにした。 そう、春色バレンタインを世に出すために。 王子「頼む。君たちだけが頼りだ!春色バレンタインを発売してくれ!」ぺこり ツバサ「えっと…」 あんじゅ「あの、私たちに頼まれましても…」 英玲奈「角ラインさんでもなければあの大先生でもないし、それに、そもそも私たちはμ’sでもない」 王子「そこをなんとか!」 英玲奈「いや、その…えっと」 ツバサ「うん…」 あんじゅ「私たちに頼まれましても…って、ふふっ…このセリフは2回目ね」 英玲奈「だが、何度でも言おう。無理だな。お引き取り願う」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/17(金) 11:28:06.61 ID:3tbzuSBU0 王子「っく…!アキバまで来たというのに…春色バレンタインを世に出さずグッズと薄い本を買って国に持ち帰ることなどできぬ!」 あんじゅ「さりげなく観光はするんですね」 英玲奈「ぬかりないじゃないか」 ツバサ「けれど薄い本…?一体何のことかしら」 あんじゅ「あっ、この学校のパンフレットとか?」 英玲奈「なるほど。それならすぐに用意しよう」 王子「またご冗談を。薄い本といえばりんぱなと相場が決まっている。だがしかし、学校のパンフレットがいただけるならいただこうじゃないか。さっさと用意してくれ」 あんじゅ「上から?若干図々しいわね」 ツバサ「とにかく、私たちに出来ることがあるとすれば…春色バレンタインに関係する星空凛さんと小泉花陽さんが通う音ノ木坂学院の場所を教える事くらいです」 あんじゅ「そうね。2人に…ううん。μ'sのみんなに掛け合えばなんとかなるかも」 英玲奈「あぁ。皆、義理堅い奴らだ。きっと力になってくれるだろう」 王子「…それは、ダメなんだ。なんやかんやらやらかしてしまい…その……出禁くらってるんだ」 ツバサ「…」 あんじゅ「…」 英玲奈「…」 王子「あえて二度と言おう。出禁くらってるんだ!」キリッ 続きを読む