つまらない暗記科目の代名詞「生物」が変わろうとしています

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素晴らしい方針転換です! 暗記ばかりで全然面白くない理系科目である生物が、研究者たちの後押しもあり思考力を養う科目に大きく変化することが決まったようです。単に暗記したってなんにもならないので素晴らしい判断だと思います。

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日本の科学者でつくる国の特別機関「日本学術会議」は、高校で学習する「生物」について、学ぶ用語が多く、いわゆる「暗記科目」になっているとして、学ぶべき重要な用語を4分の1ほどに絞り込むよう求める指針を初めてまとめました。専門家は「暗記ではなく、考える力を養うような科目にしてもらいたい」としています。

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高校の3年間で学習する「生物」は、生命科学などの進歩に伴って学習する重要な用語が延べ2000を超え、ほかの理科の科目と比べて多く、テストでは用語の知識を問ういわゆる「暗記科目」になっていると指摘されています。

via: 高校「生物」 暗記から考える科目へ 日本学術会議 | NHKニュース
 
暗記科目としての生物の終わり
記事の通り、暗記科目としての生物が終わりを告げるようです。覚えなくちゃいけない単語が実に2000近くなってしまっていたということで、それを1/4にまで削ろうとしているようです。これは凄く大きな判断だと思います。
 
大体、自然科学系の授業というのは基本的に暗記に陥ることはないはずなのです。大事なのは「なぜこうなっているのか」「なぜそうなるのか」という探究心であることは、最近文科省が探究活動(ミニ研究みたいなもの)に力を入れていることからも明らかでしょう。
 
とはいえ、勉強としてわかりやすいのはとりあえず詰め込むことであることは自明ですから、この変化には結構覚悟が必要だったはず。この難しい判断を見事下したことに心から拍手を贈りたいと思います。
 
エセ科学
また、このような変化は最近はびこっているエセ科学と立ち向かうためにも意味を持つものと考えます。エセ科学と言えば訳の分からないそれっぽい専門用語を振りかざして効果があるように言ったり、水の記憶だとか「ポジティブな声を掛けると氷の結晶がきれいになる」などとわけのわからないことをいうのが基本です。
 
元々の高校の理科の学習などだと、暗記が中心ですからこういうまったくロジカルでないことを言われても、なんとなく知っている単語が出てくるだけで納得してしまいます。暗記というのはそういうことです。
 
しかし、探究活動的なロジカルな考え方を養っていくことが出来れば「なぜそうなるの?」をもっと問うことが出来ます。そうすればほとんどのエセ科学がいかに無茶なものであるかが理解出来るはず。日本人全体のリテラシーを高める意味でも今回の変化には意味があると思います。
 
高校の授業の変化
生物だけではなく、これから大学受験も大きく形が変わると言われています。2020年を目処にガラッと変わるので、高校もその準備に追われています。基本的な方針は「暗記から思考へ」というのが流れですから、今回の生物の変化もその一つでしょう。
 
これからインターネットの発達に伴い、単に暗記していることの意味はどんどん減っていくはずですからこのような改革には大賛成です。後はそもそも大学に行かなくても就職出来るような社会になれば…と心から祈っています。

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