ブラジルに1-3、ベルギーに0-1と2連敗に終わった日本代表の欧州遠征。しかし、強国を相手に見せた、日本の“組織力”にヴァイッド・ハリルホジッチ監督は感服していた。 「このチームに、ものすごく可能性を感じた。守備でブロックを作れば、ある程度のチーム相手にもボールを奪える。試合全体として、ブロックを高い位置、低い位置でオーガナイズできた。ブラジル戦は対等までいかないが、かなりのところまでプレーできると気づいた。今日はブラジル戦よりも良いゲームコントロールができた。このような結果でも、選手たちには大きな敵を倒すところまでいったと祝福した」 たしかに、時間帯によっては“組織力”で格上相手にも善戦できていた。だからこそ、肌で感じたワールドカップ優勝候補との差を縮めるために、“個”の力が重要と指揮官は続ける。 「2、3回チャンスがあった。最初の5分、10分は浅野(拓磨)にもう少し経験があれば、得点が取れた。3対1のシチュエーションのところでもフィニッシュまで行けたんですけどね。良いチームはあれを難なく決める。ボールを奪った後の冷静さや、ラストパスが問題。ゴールにつなげるには自信や経験が必要になる。この2試合で、個人で違いを見せられる選手が足りないなと感じた。ブラジルやベルギーには何人かいましたね」 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171115-00032581-sdigestw-socc 続きを読む