転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1510572060/ 1 : ◆TDuorh6/aM 2017/11/13(月) 20:21:00.19 ID:YY4BscbVO これはモバマスssです 2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2017/11/13(月) 20:21:47.85 ID:YY4BscbVO 「ただいま戻りましたー」 本日の業務を終え事務所の部屋へと戻るも、俺のただいまに反応する声は返ってこなかった。 既にちひろさんは帰ってしまったのだろうか。 窓の外を見れば、まだ18時だというのに真っ暗だ。 この寒い季節、更に寒くなる遅い時間にならないうちに帰ろうとするのと当たり前の事かもしれない。 電気と暖房を点けっぱなしにしておくなんてちひろさんらしくないな……などと考えながら、俺は帰るために暖房を消そうとして…… 「うぉっ?!」 ソファで本を読んでいる文香を見つけ、一瞬跳び上がった。 誰も居ないと思っていた時に人を見つけた驚きはなかなかのものだろう。 成人男性として情けない声を出してしまった。 けれど文香はそれに気付くことなく、本のページを捲る手を止めない。 それはそれで少し寂しくなる。 そう言えばどんな環境でも本に集中出来る、と言うのが文香の特技だか習性だった気がする。 噂程度に聞いていたが本当だった様だ。 そして、だとしたらちひろさんが電気と暖房を点けっぱなしにしていたのも納得出来る。 もしかしたら、文香は俺が帰ってくるのを待っていてくれたのだろうか。 それとも単純に、本に集中し過ぎて帰っていないだけなのだろうか。 3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2017/11/13(月) 20:22:41.41 ID:YY4BscbVO 「おーい、文香ー」 ……反応は無い。 それほどまでに、文香の集中力は凄いということだろう。 本の世界に没頭している時、彼女はここまで外の世界をシャットアウト出来るのか。 こうなると、この集中力がどのくらい強いのか試したくなってくる。 声を掛けた程度ではダメ、となると…… ぽんぽん、と軽く背後から肩を叩いてみる。 ……反応は無い。 ぎゅっ、と両肩を肩を揉んでみる。 ……それでもまだ、反応は無い。 凄いな、本人に直接触れているのに無反応だとは。 サラサラした綺麗な髪を撫でながら、どうやったら気付いて貰えるか考えた。 流石に本を取ったり視界を塞げば気付くだろうが、そうした時不機嫌になられても困る。 さて、どうしたものか…… ……ん?と。 俺は一つの考えに至った。 4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2017/11/13(月) 20:23:21.71 ID:YY4BscbVO 今なら、どんなイタズラをしても気付かれないんじゃないだろうか。 今なら、少し危ないラインのボディタッチもバレずに済むんじゃないだろうか。 具体的に言うと、胸とか触っちゃっても大丈夫なんじゃないだろうか?と言うことではあるが。 本来ならダメと分かっていても、バレないなら良いんじゃないか?的思考が俺の良識を鈍らせる。 「……」 文香の肩に乗せていた手を少しずつずらしてゆく。 二の腕へ、横肋骨へ、そして。 ふー……と息をついて。 文香の数値通りとは思えない豊満なそれに、胸と二の腕の間から軽く触れてみた。 ……ワンダフル。 少し触れただけでわかる。 これは……世界だ。 世界が詰め込まれている。 マシュマロのような感触が癖になり、何度もむにゅむにゅと指で押す。 セーターと下着の上からでも柔らかさが分かるなんて……もし直接触ったら、一体どんな感触がするのだろうか。 気になる、非常に気になる。 一度走り出した好奇心は止まらず、俺の理性なんて吹き飛ばした。 文香のセーターの下から手を入れ、下着越しに両胸を下からすくう。 掌から溢れるほど質量感のあるそれが、より一層俺を興奮させる。 文香はまだ本から目を離さない。 ならば、もう少し…… 続きを読む