189: おさかなくわえた名無しさん 2009/08/05(水) 11:51:06 ID:MeMrsFVI 祖母のお葬式の時、棺桶で寝ている祖母に花を手向けようと、 棺桶の足元から近づいた瞬間、手前2メートルくらいでつまづき、 足がもつれたまま体勢を整える事が出来ず、棺桶の上に倒れ込みそうになった。 とっさに祖母に手を突くのだけは避けようと、手を広げて棺桶の両横板の上に片手ずつつき、 ちょうど祖母の上で腕立て伏せをするような体勢に。 その瞬間、ベリメリッという音とともに横板が両方とも、バラけてしまったではないですか。 もう家族・葬式業者ともども大慌てで、葬式まで時間がないから新しい箱は用意できず、 「とりあえずガムテープ用意しろ」 「ガムテープはないだろ、釘は無いのか」 「金属は焼いた時残るので困ります」 「ロープで縛れ」 「見た目がガムテープより悪いだろ」 「どうせすぐ焼くし」 「花で隠せ」 などと慌てふためく中、なるべく邪魔にならないように端っこで土下座してました。 結局、棺桶は裏側からガムテープで止め、式の間、寄り添う風に見せかけ支え、 運ぶ際は家族が必死の形相で抑え合い、なんとか無事に終了。 息の合った家族の連携プレーに、きっとお婆ちゃんも喜んでると思う。 いや本当にごめんなさい。 194: おさかなくわえた名無しさん 2009/08/05(水) 13:07:50 ID:MeMrsFVI すみません、土下座しててうろ覚えなので、釘は使っていた気がします。 たしか家に1cmくらいの短いのと15cmくらいの長いのしかなくて、 1cmじゃ意味がないし10cmのじゃあまりにも太すぎてダメで、 L字金具使って1cmの釘で止めようとして断られたのを思い出しました。 家族はその日から痩せろ痩せろと顔を合わす度に言い、15キロ減量に成功致しました。