転載元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1508715170/ 1:名無しさん:NG NG 森友・加計問題への追及をかわす大義なき解散――。みずから仕掛けた「権力ゲーム」に、首相は勝った。ただ、政権継続を選んだ民意も実は多様だ。選挙結果と、選挙戦さなかの世論調査に表れた民意には大きなズレがある。 ■選挙結果と違う世論 本紙の直近の世論調査によると、「安倍さんに今後も首相を続けてほしい」は34%、「そうは思わない」は51%。国会で自民党だけが強い勢力を持つ状況が「よくない」が73%、「よい」は15%。おごりと緩みが見える「1強政治」ではなく、与野党の均衡ある政治を求める。そんな民意の広がりが読み取れる。 ならばなぜ、衆院選で自民党は多数を得たのか。与党が多数を占めた今回の選挙は、むしろ野党が「負けた」のが実態だろう。 だが首相は勘違いをしてはならない。そもそも民主主義における選挙は、勝者への白紙委任を意味しない。本紙の世論調査では、自民党が公約に記した9条への自衛隊明記に賛成は37%、反対は40%だった。 憲法論議の前にまず、選ばれた議員たちがなすべきことがある。森友・加計問題をめぐる国会での真相究明である。勝ったらリセット、とはいかない。 http://www.asahi.com/articles/DA3S13193375.html?ref=editorial_backnumber