プレミアリーグの第8節では、開幕7連敗中で、そのうえ1ゴールも決めていなかったクリスタル・パレスが、王者チェルシーを破るサプライズを起こしてみせた。 これで欧州4大リーグのうち、プレミアだけは全チームが勝利を挙げたことになったが、その他の3リーグではいまだ勝利がないチームがある。 リーガ・エスパニョーラでまさかの絶不調に陥っているのがマラガだ。2012-13シーズンにはチャンピオンズ・リーグでベスト8に進出し、ここ5年の成績も6位、11位、9位、11位、11位と中位をキープしていたチームが、1分け7敗の最下位と苦しんでいる。 エースのサンドロ・ラミレス(現エバートン)をはじめ、中盤のイグナシオ・カマーチョ(現ヴォルフスブルク)とパブロ・フォルナルス(現ビジャレアル)、守護神イドリス・カメニ(現フェネルバフチェ)など、主力が相次いで退団したのが響き、昨シーズン途中に就任し、15位に沈んでいたチームを立て直したミチェル監督の神通力も通じなくなっている。 第9節は首位バルセロナとのアウェーゲーム。昨シーズンはこのカードで金星を奪っているとはいえ、その再現をするのは極めて難しい状況だ。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171021-00031426-sdigestw-socc 続きを読む