転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462108220/ 1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/01(日) 22:10:20.96 ID:f/+KjNZoo 第5回シンデレラガール総選挙応援SS その3 2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/01(日) 22:11:09.81 ID:f/+KjNZoo 卯月(私、アイドルになりました) 卯月(養成所にやって来たその人は、プロデューサーだって名乗って) 卯月(名刺を貰って、事務所へ行って、書類を埋めて) 卯月(これからよろしくね、って、握手してくれました) 卯月(ずっと憧れだった場所。いつか上がってみたかった舞台) 卯月(迎えに来てくれたのは魔法使いさんで) 卯月(「王子様じゃなくてゴメンね」って笑ってたけど) 卯月(私を迎えに来てくれたあの人は、優しそうで、ちょっと格好良くて) 卯月(……) 卯月(アイドル……私、アイドルになったんだ……) 卯月(……えへへ) 卯月「えへへ……♪」 母「もう、卯月。いつまで朝ご飯食べてるの。遅刻するわよ~?」 4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/01(日) 23:03:21.86 ID:f/+KjNZoo 卯月「おはようございます♪」 P「うん。おはよう、卯月」 卯月「おはようございます、プロデューサーさんっ」 P「どうだった? 昨日の親睦会。カラオケだっけ」 卯月「はい! 凛ちゃんも未央ちゃんも、とーっても良い人でしたっ♪」 P「凛ちゃん、こわくなかった?」 卯月「ぜんぜん! 犬の……ハナコちゃんて言うんですけど、その子の話をする時、すごく嬉しそうで」 P「はは。言った通りだったでしょ?」 卯月「はい!」 P「良かった良かった。それじゃ、早速だけどお仕事があって――」 卯月「!」 P「来月のミニステージで……ん、どうかした?」 卯月「あ、いえ、あの」 P「?」 卯月「私、本当にアイドルになったんだな、って思って……」 P「うん。卯月はもうアイドルだよ。新人だけどね」 卯月「えへへ……♪」 P「……新人だけど、笑顔だけならもうトップアイドルかな」 7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/02(月) 13:07:30.41 ID:PAklGm1fo 卯月「よっ、とっ! ここで、腕を、まっすぐ~……っ!」 凛「……とっ」 未央「どうだぁっ!」 卯月「……よしっ。ビデオで確認してみましょう!」 未央「……おぉ」 凛「……へぇ」 卯月「……何だか」 凛「ダンスっぽくなってきたね」 未央「よぉし、この調子で目指すよてっぺーん!」 凛「気、早くない?」 卯月「えへへ……♪」 未央「お、何だいしまむー。にっこにこで」 卯月「えへ……何だか今の私達、アイドルっぽいなぁ、って……」 凛・未央『……いや、アイドルだからね?』 卯月「……あう」 続きを読む