転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462010577/ 1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/30(土) 19:02:57.04 ID:O3uXh0RPo 「お待たせしました~♪」 扉を開いて現れた鷹富士茄子を一目見て、Pは息を呑んだ。 式場の控室という極めて相応しい場ですら、彼女の美しさをどこか持て余してしまうように思える。 彼女の希望通り、薄黄のウェディングドレスに身を包んだ茄子。 目を釘付けにしたままのPに茄子が頬を膨らませた。 「もうっ、Pさん。何か言う事は無いんですか~?」 「……」 「Pさ~ん?」 「…………茄子」 「はい」 「幸せに、するよ」 「……ふふっ! はい、よろしくお願いしますねっ♪」 2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/30(土) 19:11:44.72 ID:O3uXh0RPo 誰もが頬を緩ませるような、ありきたりで、至上の幸福に包まれる二人。 彼女達は未だ知らない。 本日、この婚礼の儀式が、全く別の意味を持つ事など―― 続きを読む