711: 大人の名無しさん 03/09/12 21:56 ID:KjmLuedH 数年前、父が自殺しました。 知り合いの借金の保証人になって、大量の借金を抱えたための死でした。 父が死ぬまで、借金の理由を家族は知りませんでした。 その何日か前、実家から一人暮らしの家に戻る私に 「たまには連絡くれ。お前から連絡ないと、父さん寂しい」 そう玄関で声をかけた父。 けど、私はいつものことだと思って、電話しませんでした。 遺書には、 「お前の結婚式、どうしても見たかった。 空から見るから。 たまには、空の上の父さんの名前を呼んでくれないか」 と書いてありました。 私が中学生の頃から、結婚式のパンフレットを集めていた父を 思い出しました。 あの日から、何度も何度も名前を呼んで謝るけど、 ごめんね。許されることじゃないよね。 辛かったね。寂しかったね。信じてた友達に逃げられたんだもんね。 いくら謝っても謝り足りません。 ごめんね。母さんは守るから。本当にごめん。 父さんがいつも入れてくれた、甘いコーヒー牛乳が飲みたいよ。 続きを読む