転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507990248/ 1: ◆W.sgopFg5E 2017/10/14(土) 23:10:49.28 ID:UV6YjSBu0 ※漫画版ARC-VのSS ※ギャグ漫画のノリ&キャラ崩壊 ※勝手に設定モリモリ 2: ◆W.sgopFg5E 2017/10/14(土) 23:11:47.05 ID:UV6YjSBu0 ユート「そうか…この世界に、とうとう遊矢も来たんだな」 ユーリ「前々から散々試していましたからね…とりあえず、おめでとうと言っておきますか」 ユーゴ「おう! やっぱ現実世界よりこっちの方が遊矢と話しやすくていいな! 嬉しいぜ!」 遊矢「うん、ユート…ユーリ…ユーゴ。俺もすっごい嬉しい…」 遊矢「…でもさ、なぜか俺を木に拘束しているこの蔦をどうにかしてくれたらさあ… 俺、もっともっと嬉しいんだけどさあ……」ギチギチ 遊矢「ていうか何にこれえ!? ちょっと、3人とも見てないで助けてくれよお!」ギチギチ 4: ◆W.sgopFg5E 2017/10/14(土) 23:12:41.66 ID:UV6YjSBu0 ユート「いや、それは…」 ユーゴ「あー、えーっと…だな…」 ユーリ「…遊矢、男は、諦めが肝心なのです」 遊矢「いやいやいや、頼むから諦めないでよ頼むから! めっちゃきつくて死にそうなんだけど!」 ユーリ「…まあ、落ち着いてください。君は、ひとつ勘違いをしているのです」 遊矢「え?」 ユート「そうだ。その蔦はな…遊矢が危ない目に合わないように、ユーリが用意したものなんだ」 遊矢「はあ?」 ユーリ「本当ですよ。その蔦は今日というこの日に備えて僕が長々と品種改良を重ね…」クドクド 遊矢「いやいやいや。俺がこうして縛られているのと、危ない目に合う云々がどう関係しているのさ?」 ユーゴ「ふっ、いいことに気がついたな、遊矢。あのだな、この世界はお前が思った以上に危険なんだ」 遊矢「はあぁ?」 ユーリ「蔦の伸縮性、強度、葉の枚数から花の可憐さまでテストと 記録の日々は大変ながらも、非常に充実してまして…」クドクド 5: ◆W.sgopFg5E 2017/10/14(土) 23:14:34.03 ID:UV6YjSBu0 遊矢「ちょおっと待って、ユーゴ。ここは曲がりなりにも俺の世界なんでしょ? 危険なわけないでしょ!?」 ユーゴ「まあまあ待て待て。そう思いたい気持ちはもっともだ。だがよく考えてみろ。 遊矢はこの世界来るの初めてだろ?」 遊矢「…うん」 ユート「対して、私たちはむしろこの世界にいる時の方が長い」 遊矢「……うん」 ユーゴ「つまり、この世界に関しては俺たちの方が先輩なわけだ」 遊矢「…………うん」 ユーリ「先輩の言うことは、きちんと聞くべきですよ。あ、ユーゴの言うことは聞かなくて結構です」 続きを読む