転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507470081/ 1: ◆RSTRDcqbEQ 2017/10/08(日) 22:41:21.87 ID:VUc1fCVc0 凛「ねぇプロデューサー、日本で結婚式が多い月って10月らしいよ」 2人しかいない事務所で私は担当プロデューサーにそう言った。 プロデューサー(以下P表記)「そうなんだ、6月じゃないのか?」 凛「うん。ヨーロッパでは「6月に結婚すると幸せになれる」って言うらしいけど、日本だと梅雨だからね。10月だと天気も安定してるし、暑くもないし寒くもないから」 P「ふーん、てかどうしていきなりそんな事を?」 凛「うち花屋だから、結婚式用の花も取り扱っているの。この時期注文が多いんだよ」 凛「あとこの前ウエディングの仕事あったでしょ」 P「ああ、あの企画は大成功だったな。スポンサーさんも喜んでいたぞ」 凛「うん。そんな事があるから、私さ、ふと思ったんだ」 P「ん?」 凛「私、結婚したい」 2: ◆RSTRDcqbEQ 2017/10/08(日) 23:33:13.13 ID:VUc1fCVc0 しぶりん視点のSS オリ設定あり 3: ◆RSTRDcqbEQ 2017/10/09(月) 02:14:29.63 ID:VB0xHvKl0 プロデューサーは少し驚いていた。私は慌てて訂正する 凛「あ、別に今すぐってわけじゃないよ。けどいつかは結婚できたらなって」 P「分かってるさそのくらい、凛ならきっといいお嫁さんになれるだろうな」 どうやらプロデューサーは意味を正しく受け取ってくれたらしい。結婚は女性の憧れだからね 凛「もう、褒めたってなんも出てこないよ」 P「お世辞だとは思ってないさ」 4: ◆RSTRDcqbEQ 2017/10/09(月) 02:15:31.29 ID:VB0xHvKl0 それから私たちはしばらくの間結婚の話をしていた。どんな場所で結婚式をあげたいか、ウエディングドレスは何色がいいか、アイドル皆呼んだら大変だな、とか そんな話をしている時不意に私はこう言ってしまった 凛「私って、どんな人と結婚したいんだろう?」 P「ん~?それはこの後の人生でゆっくり決めていけばいいじゃないか」 プロデューサーはそう言ってくれたけど私はいまいち腑に落ちなかった 私は悩みながら家に帰ることになった 続きを読む