転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506278502/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/25(月) 03:41:42.62 ID:+MffjZIc0 ・「アイドルマスター シンデレラガールズ」のSSです ・概ねアニメ寄りの世界線ですが、その他のコンテンツの要素や独自の解釈を含むことがあります -----事務所----- ガチャ かな子「お疲れさまでーす」 智絵里「お疲れさまですっ」 杏「お疲れー……あー疲れた。飴舐めたい」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/25(月) 03:43:17.66 ID:+MffjZIc0 杏「えっと、たしかプロデューサーに貰った飴がこのへんに……」ガサゴソ 智絵里「杏ちゃん、いつの間にそんなの、貰ってたの……?」 杏「んー? 収録前だよ。控室でだらだらしてたら、これあげるから収録頑張れって。……あ、あった」コロン かな子「ふふっ、そうなんだ」 杏「いやー、飴を貰っちゃったら、まぁちょっとぐらいはお仕事頑張らなきゃなーって。ちょっとだけね」 智絵里「杏ちゃんにとってプロデューサーさんの飴は、元気の源だね」 杏「いや、そんな大層なものでもないけどさ」 かな子「でも、今日のお仕事は楽しかったよねっ!」 智絵里「はいっ。最初は、お笑い番組のお仕事って聞いて、一体何をしなくちゃいけないのか、心配だったけど……」 杏「普通に、ゲスト審査員だったね」 かな子「コントを考えて、なんて言われたらどうしようって、悩んじゃうところだったよ~」 杏「もしそうなったら、ネタは二人に任せて、杏は陰で笑い声を足す役に徹するところだったよ……」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/25(月) 03:44:52.05 ID:+MffjZIc0 智絵里「えぇ……杏ちゃんがいないと、私たち……」 かな子「だよね。私たち二人じゃ、面白いことなんて出来ないかも」 杏「そう? ……あー、でも、うーん」 杏「……なんか、二人で延々とほのぼのした会話を繰り広げるだけで、持ち時間終わっちゃいそう」 智絵里「それって、いつも事務所でお話してるみたいに、ですか?」 かな子「うん、それなら出来るかも!」 杏「いや、出来るかも! じゃなくて。それだと番組成り立たないじゃん」 かな子「そっか……」 智絵里「お笑いだから、お客さんを笑わせないといけないんだよね?」 かな子「それじゃあ、お客さんに美味しい手作りケーキを食べてもらえば、きっと笑顔に……」 杏「違う、かな子ちゃん。そうじゃない」 智絵里「だよね、お客さん全員に配るだけの量を用意するの、大変だもの」 杏「いやいやいや、それも論点ずれてるから」 かな子「でも、美味しいからだいじょ……」 杏「なんでやねん!」ビシ ビシィ かな子「ひゃぅ」 智絵里「きゃっ」 続きを読む