328: 兵八 01/11/29 21:13 アンガウル島守備の日本軍、指揮官後藤少佐以下約1200名。昭和19年9月17日、 米軍約21,000名が上陸。10月19日、玉砕。米軍側損害約2500名。 日本軍と行動を共にしていた現地島民の証言。 「・・・・・後藤少佐は午前二時に最後の突撃をと命令。私達島民も参加するといったら、 砲兵隊の松沢中尉が「皆さんは日本人でもないのによく協力してくれました。 私達軍人は日本のために死ななければなりませんが、みなさんはその必要はありませんので 投降して米軍の保護を受けなさい。これは命令です」と説得されましたので、涙ながらに 皆さんを見送った・・・・・・」 アンガウル守備隊の親部隊、第十四師団十五連隊と五十九連隊の主力は、昭和21年2月 パラオ本島から復員した。江口連隊長は入港に際し、全員に軍装・階級章を着用させ、 「師団は米軍の物量の前に敗れた。しかし今後の諸君の任務は、復興を果たし米軍を本土から 追い落とすことにある」 と訓示した。江口の意を汲んだ入国管理官は、規定を破って連隊を3日間兵舎に留め置いた。 続きを読む