154 名前:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[] 投稿日:2017/09/20(水) 21:15:44.19 ID:VVV6Jovn0.net 小学生の頃、不思議なスーパーボールを持ってた。 駄菓子屋のスーパーボールくじで買った、何の変哲もないオレンジ色のボール。 大きさは直系4センチと小さい部類だったが、淡いオレンジの色が気に入って、 いつも指先で手遊びしてた。不思議な事は友人の一言から始まった。 「今日はあの青のボール持ってねえの?」「ん?青?オレンジのボールならあるよ。」 と、ポケットからボールを出すと。「オレンジ?これ、青じゃん。」 「はぁ?お前、なに言ってんの?」最初は友人がわざと冗談言ってるのかと思った。 なので、通りがかった別のヤツを呼び止めて、「このボール何色に見える?」「青」「ほらぁ」 この時点で『色盲』という覚えたての単語が頭をよぎる。悔しくてまた別のヤツに 聞いてみると「オレンジ」「だよな!」「はぁ?」。 それから、最初に話しかけた友人と二人で、クラスのほぼ全員にボールの色を 聞いて回ると、オレンジと青が大体半分づつくらいに分かれた。 確か職員室まで行って担任と、通りがかった美術の先生にまで聞いた覚えがある。 どっちがどっちだったか忘れたが,先生たちの答えも分かれてた。 先日、話題になったワンピースの画像で思い出したので、実家に戻った時 あの時のボールを探してみたがなかった。