転載元 : http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1299047358/ 1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/02(水) 15:29:18.11 ID:wjO6Fq6i0 まどかマギカSS マミさんと杏子が昔出会ってたらという妄想SS 矛盾? 脳内保管してくださいお願いします 百合…書きたいのに書けない… それでも立ったら書く 2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/02(水) 15:30:40.05 ID:wjO6Fq6i0 杏子「ちっ……ソウルジェムに引っ掛かるから来てみれば……ただの使い魔じゃねぇか。 ……ま、もう少しで魔女になりそうだし。もう暫く放置してみても――」 フワッ 杏子「――って、ん? あれは……」 杏子(見たこともない魔法少女だな……黄色? ……ま、すぐに立ち去るだろ。使い魔じゃあグリーフシードは落とさな――) パンッ! パンッ! 杏子「っておい!」バッ 杏子(マジかよマジかよマジかよ……! なんで使い魔なのに攻撃してんだよ……! もしかして使い魔か魔女かも分からない新米ってことか!?) 杏子「おいっ、ちょっと待――」 マミ「ティロ・フィナーレ!」 パァァンッ! アアアァァァァァ……!! 杏子「――チッ!」 3: 忍法帖【Lv=6,xxxPT】 2011/03/02(水) 15:32:20.14 ID:wjO6Fq6i0 杏子「おいお前!」ガチャ マミ「あら? どちらさんかしら? 槍を構えてなんて、穏やかじゃあないわね」 杏子「あたしのことなんてどうだっていい。 それよりもてめぇ……アレを倒してもグリーフシードを落とさないって知ってて倒したのか?」 マミ「ええ、もちろん。使い魔だって知っていて倒したわよ」 杏子「はぁっ!? わっけ分かんねぇ! グリーフシードを落とさなきゃ、倒したって意味無いじゃん!」 マミ「意味ならあるでしょ?」 杏子「あぁ?」 マミ「この町の人を救える、っていうね」 杏子「……はん! なんだお前? 正義の味方にでもなってるつもりか?」 マミ「そうね……ま、そんなものかな」 杏子「っ! くっだらねぇっ!」 4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/02(水) 15:35:32.43 ID:wjO6Fq6i0 マミ「くだらないかくだらなくないか、それは私が決めることよ」 杏子「助けた先に何があるってんだよ」 マミ「何もないわ。見返りも何も」 杏子「だろうな。グリーフシードも何も落とさねぇしな」 マミ「でも、見知らぬ誰かを不幸にする未来を、壊すことが出来る。それだけで良いのよ、私は」 杏子「感謝の言葉もいらねぇってか」 マミ「ええ」 杏子「偽善者が……!」 マミ「そんなつもりはないわよ。だってコレ、私のためにやってるんだもの」 杏子「あぁ?」 マミ「誰かの不幸の芽を摘む事が出来る……見知らぬ誰かが救われる。 感謝の言葉も何も無いけれど、その事実だけで、私は救われた気持ちになるのよ。 ……私のような人が生まれない、って分かるだけでね」 杏子「はん! つまりは自己満足ってわけか!」 マミ「ま、そういうことね。救われたい気持ちを抱きたいから、私は力を振るってるのよ」 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/03/02(水) 15:39:24.98 ID:wjO6Fq6i0 杏子「んな勝手なことで! コッチにまでグリーフシードが回ってこないのは困るんだよっ!」 マミ「なら、私よりも早く狩れば良いだけの話でしょ」 杏子「いや……それよりも手っ取り早い方法があるんじゃねぇのか……?」 マミ「血気盛んね。困ったものだわ」カチャ 杏子「んなこと言って、そっちだってやる気じゃねぇか」 マミ「降りかかる火の粉は払わないと」 杏子「そうかい。ただな……あたしをただの火の粉だと思うなよっ!」ザッ! ??「そこまでだよ! 二人共!」 マミ「っ!」 杏子「っ!」 マミ「キュゥべぇ……」 続きを読む