百戦錬磨の名将が、Jリーグにまさかの“逆オファー”だ。イタリア人指揮官のアンドレア・マンドルリーニ氏が8月上旬から中旬に初来日。J1とJ2の計5試合を視察する合間にインタビューに応じ、「もし日本で仕事ができたら嬉しい」と意欲を見せた。 現在57歳のマンドルリーニ氏は、DFだった現役時代にインテルなどで活躍。1988-89シーズンにセリエA、90-91シーズンにUEFAカップで優勝を勝ち取った。監督転身後はヴィチェンツァ、アタランタ、クルージュ、ヴェローナなどを率い、昨シーズン終盤もジェノアを指揮。クルージュでは3冠(国内リーグ、国内カップ戦、スーパーカップ)を達成し、ヴェローナでは監督交代が多いイタリアでは異例中の異例である5年半の長期政権を築き、13-14シーズンには昇格組のプロビンチャ(中小クラブ)としては望外のセリエA10位という結果をもたらした。 24年の指導歴を誇り、イタリアでも一定の評価を得ている名将も現在はフリー。そんな中、「ザックから興味があるなら視察に行ってはどうかと言われた。彼は日本が大好きだから、私が行くと言ったらすごく喜んでくれたよ」という。ザックとはもちろん、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニのこと。地元が近く旧知の中である彼から、Jリーグ視察を勧められたのだ。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170815-00028843-sdigestw-socc 続きを読む