転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1500183343/ 1: ◆SbXzuGhlwpak 2017/07/16(日) 14:35:43.79 ID:YMqcCAV+0 注意事項 ・武内Pもの ・武内Pもの 幸子「フンフンフフーン、ボクカワイイ♪」 武内P「輿水さん? ツアーから帰られたのですね」 幸子「お久しぶりですねプロデューサーさん。パーリーピーポーでカワイイボクの姿は見てくれましたか?」 武内P「もちろんです。生は無理でしたが、映像で見させていただきました」 幸子「ハハーン? そうですか、そうですか。見てしまったんですね。これは困ったことになりました」 武内P「何か問題でも?」 幸子「大丈夫ですよ。プロデューサーさんは何も悪くありません。悪いのはこのボク! ああ、カワイイというのは罪なんですね」 武内P「は、はあ」 幸子「他の人なら断固拒否します。ですが元担当でもあるプロデューサーさんが、どうしてもと頭を下げるのならボクだって考えないでもないですよ」 武内P「ええと……何の話でしょうか?」 幸子「とぼけなくってもいいんですよ。ボクとプロデューサーさんの仲じゃないですか。LIVEを見たファンと同じ欲望を抱いているんですよね」 幸子「カワイイボクのおヘソを舐めたいだなんて……欲望にストレートですね♪」 武内P「」 輿水幸子 2: ◆SbXzuGhlwpak 2017/07/16(日) 14:36:57.21 ID:YMqcCAV+0 幸子「あの堅物のプロデューサーさんに道を誤らせてしまうだなんて……ああ! ボクのカワイさが憎さ余ってカワイさ百倍!」 武内P「輿水さん……別に、私はそのようなことは考えていませんが」 幸子「え」 武内P「なぜ心底驚いた顔をするのですか?」 武内P(輿水さんの中で私はどんな危険人物だと思われているのでしょうか?) 幸子「おかしいですね……LIVEでファンの人たちは『ヘソ! ヘソが見えてる!』『舐めたい舐めたい!』『ヘソ幸子きゃわわ』と正直引いてしまうぐらいテンションが高かったんですが」 武内P「そ、それはそれは」 幸子「やれやれ。どうやらプロデューサーさんにはまだまだ教育が足りないみたいですね」 武内P「私がそこまでテンションを上がったら、引くどころの話では済まないと思いますが……」 幸子「ええ。引く程度の話じゃ済ませませんよ。おヘソを舐めさせてあげる代わりに……フフ、フフフ」 武内P「輿水さん?」 幸子「おっと、失礼しました。ところで話を戻しますが、こうして会うのは数週間ぶりなわけですね」 武内P「そうなりますが」 幸子「……かわいそうな、プロデューサーさん」 武内P(……今度は半分ぐらいの年齢の子に哀れられました) 幸子「贅沢を知らない者より、一度贅沢を味わってから失った者の方が辛いんです」 幸子「ボクの担当であった時は、毎日のようにカワイイボクと会えるという極上の贅沢を味わっていたのに、担当でなくなってしまい――」 幸子「それでも同じプロダクションですから週に何度か会える機会で何とか耐えしのいでいたところで、今回のツアー」 幸子「いつ禁断症状が出てもおかしくない、たいへん危険な状態だったんですよね」ホロリ 武内P(話の内容に圧倒されていたら、私の体が危険な状態ということになってしまいました……) 幸子「そうですよね……そんな状態でボクのカワイイおヘソを舐めたいだなんて考えたら、その瞬間発狂してしまったかもしれません。防衛本能が働いた結果でしたか」 幸子「けどもう大丈夫です! 今アナタの目の前に、このカワイイカワイイ幸子がいます! ためらう必要なんて無いんです!」 幸子「ボクに会えないという長きに渡る苦しみに耐えたご褒美です! さあ!」 武内P「は、はい」 武内P(さあ、と言われましても。両手を広げて待ち構えている輿水さんに何をすればいいのでしょうか?) 武内P(頭を撫でる? いえ、輿水さんはもう14歳。気軽に頭を撫でていい年齢ではありませんし、両手を広げていることと関係もありません) 武内P(そうか、つまり――ッ!?) 武内P「それでは、失礼します」 幸子「ふぇ? うぇええ!?」 幸子(プ、プロデューサーさんが前かがみになって顔を近づいてきてます! ま、まさかまさか鈍感奥手のあのプロデューサーさんがキキキキキキキスを? そそ、そこまで許す気なんてなかったですしここ廊下ですし昼間ですしムードありませんし、ちゃんと夜に二人っきりの時にボクに一生尽くすと約束してもらった後じゃないと、ああ真剣な顔をしたプロデューサーさんステキすぎて直視できません。ボボ、ボクをこんなに混乱させるだなんて本当にプロデューサーさんはダメダメですね! ボクのファーストキスをこんな不本意な形で無理矢理奪うんですから、これはもうボクの一生をプロデュースしてもらうしか――) フワッ 幸子「……………………はい?」 武内P「た、高いたかーい」 3: ◆SbXzuGhlwpak 2017/07/16(日) 14:38:24.72 ID:YMqcCAV+0 幸子「…………………………何の、マネですか?」 武内P「……違い、ましたか?」 幸子「……そういえばボク、両手を広げていましたね」 武内P「え、ええ」 幸子「ボクとプロデューサーさんの身長差はおよそ50センチ。高い高いをせがんでいるようにも見えたかもしれませんね」 武内P「は、はい」 幸子「そうですか……ボクが一瞬のうちにあれだけ考えていたのに、プロデューサーさんは親戚の小さい子を見る様な気分だったんですね。ハハ」 武内P(輿水さんの様子がおかしい。慌ててこんなことをしてしまいましたが、多感な少女の頭をなでるより高い高いの方がよっぽどまずいですよね) 幸子「まったく、プロデューサーさんはダメダメですねえ。アハハハハハ」 武内P「は、ハハハ」 幸子「アハハハハハハハハハハハハハハハハッ」 武内P「……こ、輿水さん?」 幸子「幸子キック!」 武内P「ぐほぉ!」 幸子「そしてカワイく着地!」シュタッ 武内P「うっ……輿水さん、お怪我はありませんか?」 幸子「ありますよ! ボクの繊細で華奢な心は傷だらけですよ! 蹴られたのにまずボクがちゃんと着地できたか心配するあたりいつも通りで、ほんわかするやら腹立たしいやら! なんでこういう気遣いはできるのに乙女心はさっぱりなんですかねえ!」 武内P「申し訳ありません……乙女心だけは、どれだけ努力しても理解できず」 幸子「ああもう、今から補修です! 怒ったらお腹が空いたんで一緒に食べに行きますよ! カワイイカワイイこのボクをエスコートできる幸せを噛みしめつつ、ボクを通して乙女心を学びましょう!」 武内P「こ、輿水さん!? 引っ張らないでください」 幸子「フフーン♪ 引っ張られるのが嫌なら引っ張ってください」 スタスタスタ 同僚A「幸子ちゃん……もう担当じゃなくなって一年以上たつのに、相変わらず武内にべったりだな」 同僚B「あれ、大丈夫なんかね?」 同僚A「大丈夫だろ……武内の好みは背が高いスレンダー系のはずだし」 同僚B「もしロリコンで幸子ちゃんにあれだけ懐かれたら即堕ちだもんな」 同僚A「ロリコンじゃ……なかったはずだよな?」 同僚B「え、いやさっきオマエ武内の好み言ったじゃないか」 同僚A「いや、確証のある話じゃないし、それにロリコンじゃないとしても相手があの幸子ちゃんなら……」 美嘉「……」 卯月「……」 続きを読む