転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1499283408/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/06(木) 04:36:48.77 ID:WHH97xDL0 ガヴリール「私の名前は天真=ガヴリール=ホワイト!いずれ天界を統べる大天使です!」 ガヴリール「さあ、サターニャさん今日こそあなたを導きますよ、私と勝負して下さい」 サターニャ「イヤよ」 ガヴリール「なんでですか!?」ガビーン サターニャ「私はアンタと違って忙しいの、ほっといてくれないかしら」 ガヴリール「でもサターニャさん何もしてないじゃないですか?」 サターニャ「はぁ、見てわからない?私は今暇で忙しいの」ぷい ガヴリール「暇で忙しいって…そんなぁ、サターニャさん 私と勝負して下さいよー」ぐいぐい サターニャ「面倒臭いわねー、ガヴリール」 サターニャ「私が遠回しに「ウザいからあっち行け」って言ってる事に早く気付いてくれない」 ガヴリール「えぇ!サターニャさんそんな事思ってたんですか!?酷いです(涙目)」 サターニャ「ああウザったい、酷くても何でも良いから早くあっちに行って頂戴」 ガヴリール「うぅ…ヴィーネ、サターニャさんが構ってくれません」 ヴィーネ「もうサターニャったら、少しくらい付き合ってあげたら良いのに… そんな風に断ったらガヴが可哀想でしょ?」 サターニャ「うるさいわね、私が何をしようが私の勝手でしょ」 ヴィーネ「サターニャは…またそんな事言って……」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/06(木) 04:38:55.61 ID:WHH97xDL0 ガヴリール「あ、そうだ」 ガヴリール「サターニャさん、そう言えば今日の宿題やって来ましたか?」 サターニャ「勿論やって来てないけど、なに?文句でもあるの?」 ガヴリール「いえ、そうじゃなくてですね」 ガヴリール「勝負してくれたら、私の宿題を見せてあげてもいいですよ?どうです?サターニャさん」 サターニャ「…フフ、ガヴリールも甘いわね、その程度の揺さぶりで私が動くと思っているだなんて」 サターニャ「天使の導きも大した事ないわねー、私の意思は固いのよ」 ガヴリール「そ、そんなぁ」 サターニャ「でも、今日は気分が乗ったから勝負してあげるわ」 ガヴリール「本当ですか?」パァ サターニャ「今日だけだからね」 ~~~~~ ガヴリール「うぅ、サターニャさんに負けました…」ショボーン サターニャ「アンタは少し素直過ぎるのよ、ちょっとしたブラフにもすぐ引っかかるんだから」 ガヴリール「むー、次は負けませんからねっ!」 サターニャ「はいはい、そう言うのいいから、早く宿題を見せなさい」 ガヴリール「はい」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/06(木) 04:42:08.39 ID:WHH97xDL0 エンジェル珈琲 ガヴリール「いらっしゃいませ!エンジェル珈琲へようこそ」 サターニャ「……………」 ガヴリール「あれ?サターニャさん、サターニャさんですよね?」 サターニャ「……………」 ガヴリール「奇遇ですね、私このお店で働いてるんですよ、サターニャさんどうぞ中へ入って下さい、特別にサービスしちゃいますよ~」 サターニャ「」扉バタン ガヴリール「さ、サターニャさん!?」 ~~~~ サターニャ「はぁ、なんでガヴリールがこんな所にいるのよ…」 ガヴリール「人間界をよく知る為の勉強になるかと思って、少し前からバイトを始めていたんですよ」ニコニコ ガヴリール「まさかそこでサターニャさんに出会えるなんて…これも神様のお導きでしょうか、ふふふ」 サターニャ「ウザっ……神めいつか絶対に消してやるわ」 ガヴリール「どうしてサターニャさんは、いつもそんな事言うんですか!もー」 サターニャ「アンタがいつも私にベタベタと纏わりついて来るからでしょ!面倒くさい」 ガヴリール「そんな~」 マスター「えっと彼女は天真くんのお友達かな?」 ガヴリール「あ、はい マスターさん、私のお友達のサターニャさんです」 サターニャ「なんでアンタと私が友達になってるのよ」 ガヴリール「いいじゃないですか、私とサターニャさんの仲なんですから」 サターニャ「あー、面倒くさい」 ガヴリール「もう、サターニャさんのいけず」 マスター「あはは、そうかい、そうかい」 マスター「二人は仲良しなんだね」 マスター「天真くんのお友達と言う事なら一杯サービスさせてくれないかな」 サターニャ「え、ホント!?なんでもいいの!?」 マスター「どうぞ、天真くんはいつもよく働いてくれているからね」 ガヴリール「わあ、マスターさんありがとうございます」 マスター「いやいや、これくらいなんでもないよ あはは」 ガヴリール「よかったですね、サターニャさん」 サターニャ「そうね、でかしたわ、ガヴリール」 ガヴリール「やった、サターニャさんに褒めて貰えました。」 続きを読む