転載元 : http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1496579477/ 1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:31:17.951 ID:4kD2nuMA0.net ―住宅街 工事現場付近― タプリス「今日は、わたしなんかのためにパーティだなんて……」 タプリス「みなさん、本当にありがとうございます」 ヴィーネ「そんなの気にしなくていいのよ、タプちゃん。だって、誕生日だもの」 ラフィエル「そうですよ。みんな、タプちゃんのことが大好きですから」 ラフィエル「祝ってあげたいんです」 サターニャ「わ、私は別にそんなんじゃ……」 ガヴリール「っていうわりに、プレゼントがあーだこーだ、うるさかったじゃないか」 サターニャ「ちょ! それ今、言わなくてもいいでしょ!」 タプリス「く、胡桃沢先輩もありがとうございます!」 サターニャ「ふ、ふんっ。まぁ、この大悪魔であるサタニキア様が」 サターニャ「最高に盛り上がる余興を考えているから、覚悟しておきなさい!」 ガヴリール「覚悟させてどうするんだよ」 タプリス「あははは……」 バリッ タプリス「ん? 何か今、目の前を電気のようなものが……」 バリッ バリバリバリッ タプリス「えっ、なんですか、これ!? これが、胡桃沢先輩の余興ですか!?」 サターニャ「し、知らないわよこんなの!」 ピカァァァッ キキーッ ガヴリール「うわっ! なんだ、これ……、車、か?」 6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:33:09.437 ID:4kD2nuMA0.net シュゥゥゥゥ ラフィエル「光の中から車が出てくるなんて、ただ事ではないですね」 ウィーン ヴィーネ「……ドアが開いたわ。タプちゃん、私の後ろに」 タプリス「あ、ありがとうございます」 金髪の女性「……着きましたね。場所も、ぴったりみたいです」 金髪の女性「こんばんは、みなさん」ニコッ タプリス「えっと、こんばんは……」 金髪の女性「ふふっ、懐かしい姿です」 タプリス「えっ? 懐かしい?」 ガヴリール「というか、この人。タプリスに似てないか?」 ヴィーネ「たしかに……そうね」 金髪の女性「みなさん、驚かないで聞いてください」 金髪の女性「わたしはここよりも未来から、ある目的のためにやってきた」 金髪の女性「千咲=タプリス=シュガーベル、といいます」 ガヴリール「は?」 ヴィーネ「ん?」 ラフィエル「えっ?」 サターニャ「はぁっ!?」 タプリス「どええええっ!?」 7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:34:32.049 ID:4kD2nuMA0.net 金髪の女性「簡単に経緯を説明しますと、ここより未来にて、科学者とわたしは」 金髪の女性「天界との共同開発の末、ついにタイムトラベルを可能とした、この車……」 金髪の女性「その名も、タプリアンを開発しました」 タプリス「タプリアン……」 ガヴリール「……そんなデタラメ、信じられるはずないだろ」 金髪の女性「さすが、天真先輩です。おっしゃるとおりだと思います」 ガヴリール「私の名前は知ってるんだな」 金髪の女性「まずは、わたしがタプリスであることの証明は……そうですね」 金髪の女性「わたしだけしか知り得ないこと、ですから……」 金髪の女性「わたしが何歳までオネショをしていたか、でどうでしょうか」 タプリス「はぁ!? な、何を言ってるんですか、あなた!」 ガヴリール「あ、それは興味あるな」 ラフィエル「うふふ、私もです」 金髪の女性「えっとですね、わたしは……」 タプリス「ストップ! ストップです!」 タプリス「せめてわたしに、耳打ちでお願いします!」 金髪の女性「しょうがないですね、では……」 ごにょごにょ タプリス「……うぅ、正解です」 金髪の女性「その他には、あんなことや、こんなことも……」 ごにょごにょ タプリス「……合ってます」カァァ 続きを読む