転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493789801/ 1: ◆SbXzuGhlwpak 2017/05/03(水) 14:36:42.10 ID:nW2V9tv+0 注意事項 ・アニメ基準 ・武内Pもの コンコン、ガチャ 武内P「失礼します」 美嘉「あれ、アンタがこっちに来るなんてどうしたの?」 武内P「ええ。実はこの前の合同ライブでの城ヶ崎さん宛てのファンレターが、こちらの方に混ざっていたので。スタッフの方はどなたか……」 美嘉「今ちょっと空けててね。まあそこら辺に置いてていいんじゃない? アタシから言っとくから」 武内P「そうさせてもらいます。城ヶ崎さん、わかっておられるとは思いますが、このファンレターはまだチェックを終えていないのでくれぐれも目を通さないでください」 美嘉「もう、わかってるって。デビューしたてじゃないんだから。まっ、アンタがまた担当してくれるって言うんならもう一回やり直してあげてもいいんだけど★」 武内P「そうなると、妹さんが先輩ということに……ととっ」 ヒラリ 美嘉「アー。あの娘アタシが後輩になったらはしゃぎ…………そう」 『経験無いのにギャルぶるお姉ちゃんマジ処女ヶ埼』 武内P「」 美嘉「」 武内P「し、失礼しました。私の手が滑ったせいで」 美嘉「べ、別に? アタシもデビューしてずいぶん経つし? ファンの有り得ない妄想を聞くことだって何回かあったし?」 武内P「そ、そうですね」 美嘉「まあファンは良い人の方が多いんだけど、有り得ない妄想をアタシに当てはめようって人は少なくもないからね。にしてもアタシがしょしょしょ……経験が無いだなんて、いくらなんでも夢見過ぎだよね★」 武内P「……おっしゃる通りです」 美嘉「しっかしアタシに未経験なことを求めるだなんて……そういうのはかな子ちゃんとか智絵里ちゃんにしときなさいって話よ」 武内P「は、はあ」 美嘉「……何かさっきからアンタ歯切れが悪いわね。まさかとは思うけど、アンタまで私をその……未経験だなんて思ってるんじゃないでしょうね?」 武内P「そ、そのようなことは!」 美嘉「ふーん。まあそう言うんならいいけどさ。ち、ちなみアンタはどっち?」 武内P「どちら……とは?」 美嘉「経験が有るのと無いの、どっちが好き?」 武内P「」 城ヶ崎美嘉 2: ◆SbXzuGhlwpak 2017/05/03(水) 14:38:11.00 ID:nW2V9tv+0 美嘉「ほ、ほら! アタシもアイドルだから、どちらが求められているのか気にならないと言えばウソになるし……直接こんなこと訊けるのは、ア……アンタぐらいしかいないから、その……」 武内P「な、なるほど。とはいいましても、私は別段そちらの方にこだわりは無いので……」 美嘉「……何、アンタ? アタシにこんな恥ずかしい質問させておいて逃げるの?」 武内P(本当にどちらでもいいと思っているのですが……私にどう答えろと?) 武内P(どちらかを選ぶとなると……今の時勢で表だって処女が好きだと宣言するのはあまりにリスキーです。それに城ヶ崎さんも処女でないフリをしていることですし――) 武内P「どちらかというと……経験が有る方が好みです」 美嘉「」 武内P「まあこれは強いて言うならばという程度で……城ヶ崎さん? 城ヶ崎さん!?」 美嘉「あ……うん。おっすおっすばっちし」 武内P「大丈夫ですか? 突然顔色が悪くなられましたが……」 美嘉「アイシャドー……アイシャドーをミスっただけだから」ガクガク 武内P「風邪をひかれたのでは? 体も震えています」 美嘉「大丈夫……大丈夫だから。ああ、そうだった。やっぱり大丈夫だ」 武内P「城ヶ崎さん?」 武内P(明らかに様子がおかしい。身近な男性である私が、非処女が好きだと言ったことがそれほどショックだったのでしょうか? 理由はわかりませんが、撤回した方がいいのでしょうか?) 美嘉「うん、別に男に抱かれなくたって、処女じゃなくなる方法ならあるじゃない。大丈夫、キレイな体のまま処女を捨てて――」 武内P(か、かくなる上は――ッ!!) 武内P「しょ……です」 美嘉「……え?」 武内P「しょ、処女が好きです!」 美嘉「……本当?」 武内P「はい……」 美嘉「…………へえ」 バタン 武内P(終わった……もっと打てる手はあったでしょうに……なぜ私はアイドルに、それもまだ未成年の城ヶ崎さんにこんなことを言っているんでしょうか。性犯罪者と変わらないではないですか) 美嘉「そっか……そっかそっかうん! ふーん、アンタってば処女が好きなんだ! え、今時!? 最近の娘たちは早ければ中学生の頃には捨ててるのに、処女が好きなんだ!? その歳で!?」 武内P「え、ええと……はい」 美嘉「アハハハハッ。そんなんじゃ同年代の彼女なんか見つけられっこないじゃん。それなりの容姿で男が苦手でもなければ、大人になるまでに普通は捨ててるんだよ★」 武内P「は、恥ずかしながら」 美嘉「まあ別にいいんじゃない? 個人の好みは人それぞれなんだし、無理言ってそれを訊きだしたアタシが笑っちゃダメだったよね。ゴメンゴメン★」 武内P「いえ……お気に、なさらず」 続きを読む