転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497713931/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/18(日) 00:38:51.83 ID:NiEbxVsP0 □短いです □4人がワイワイしてるだけ □いつものように何かぶっ飛んだことが起こったりしないです エルヴィン「……は?」ドンビキ カエサル「ま、待て待て!そんな目で見るなっ!」 おりょう「そうぜよ!この演出を考えるのに何日掛かったと思ってるぜよ!」 左衛門佐「渡す際の言葉だって敢えてシンプルにしたんだぞ!」 エルヴィン「いや、そう言われても日付が変わったと同時に身体にリボンを巻き付けた状態で部屋に飛び込んで来た末にそんな事言われたら……」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/18(日) 00:40:17.61 ID:NiEbxVsP0 左衛門佐「むぅ……というかやけに反応が薄いな……?」 エルヴィン「いや……実は、今さっきまで自分の誕生日を忘れててな……」 カエサル「な、何だそれ……」 おりょう「本当にエルヴィンは自分のことには疎いぜよ」 エルヴィン「いや……だが祝ってくれるのは素直に嬉しいぞ。ありがとう、気持ちだけ受け取っておく」 カエサル「気持ちだけって……ならプレゼントである私達は!?」 エルヴィン「どう受け取れと言うんだ!?」 左衛門佐「三日三晩考えたプレゼントなんだぞ!?」 エルヴィン「その結果がこれなのか!?いや嬉しいが!」 おりょう「私達は人を祝うことにあまり慣れてないというか……互いの誕生日を知ったのもつい半年前ぜよ」 カエサル「うむ……その、正直プレゼントと言っても何を渡せばいいか分からないんだ」 左衛門佐「武部殿やウサギさんチームのように『女子!』という感じではないし……」 エルヴィン「それで思いつかなかったからなのか……?」 カエサル「ち、違う!ちゃんと真面目に考えたぞ!」 おりょう「そうぜよ!軍装を渡すにしても……なぁ?」 左衛門佐「だから今日は一日私達はエルヴィンの言いなりというわけだ!」 エルヴィン「言いなりって……」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/18(日) 00:42:26.49 ID:NiEbxVsP0 カエサル「その……私達らしいプレゼントとは何だろうと私達なりに悩んだんだが……」 おりょう「何かを渡すにしても、他の誰かよりエルヴィンを喜ばせることが出来るかは分からない」 左衛門佐「だから今日は我々が一日中エルヴィンの近くに居てやろうと思ってな」 エルヴィン「……とは言ってもいつも一緒にいるだろう?」クス カエサル「それはそうだが……で、でも今日は一日エルヴィンが主役だぞ?」 左衛門佐「我々にして欲しいことがあれば何でも言ってくれ」 エルヴィン「ふ……そうか、何だかお前達に1本取られた感じだな」ハハ おりょう「それで、エルヴィンは私達に何を望むぜよ?」 エルヴィン「ん、そうだな……」 エルヴィン「その……じゃあ、卒業までずっと4人で居てほしい……とか」ボソ おりょう「エルヴィン……」ウルウル カエサル「うぅ……そんなこと言わなくたって私達はずっと……!」ウルウル 左衛門佐「……ってちっがーう!!!」ガタッ エルヴィン「な、何だ!?」 左衛門佐「いや、私だってずっと4人で居ることは約束するぞ!だがな!もっとこう……あるだろう!?」 エルヴィン「例えば?」 左衛門佐「何が欲しいとかあれこれして欲しいとか!もっとプレゼントらしくというかだな……というかそういうのは最後に言うものじゃないのか!?」 エルヴィン「し、仕方ないだろ……一番大切なことを先に言っておかないと気が済まないんだ……」 左衛門佐「た、大切って……そうか、それなら仕方ないな……」チョロローン おりょう (ちょろすぎるぜよ) 続きを読む