459: 大人の名無しさん 02/10/24 11:47 ID:0qB5XunL 「急性骨髄性白血病」 そうホワイトボードに書かれた。 婚約中の彼氏が検査のために入院して3日目、 たまたまお見舞いに行った私も同席させてもらっていた。 厳しい現実を突きつけられた彼氏はただただ「うん」「うん」とうなずいていた。 すぐに無菌治療室での治療が開始した。 ガラス越しの彼氏は日に日に痩せていってしまった。 次第に喋るのも辛くなっていった。 彼氏とを隔てる一枚のガラスの存在が憎らしかった。 毎朝1時間早く起きてお参りにいった。 毎日1時間早く仕事を終えてお見舞いにいった。 あれから半年、弟より骨髄移植を受けて今では元気に大部屋生活です。 放射線治療で彼氏は不妊になってしまったけど、 私には今の彼氏が大事な大事な赤ん坊のような存在。 続きを読む