158: 02/08/29 02:53 ID:INW7DaiM 昨日俺は「家族」を壊した。 うちの兄貴と母親は折り合いが悪く、家にいる事を嫌った兄は反対を押し切って婿養子に行った。 兄はそれ以来家に寄り付こうともしなかったし、母も義姉の事を心底嫌っている。 知らないうちに兄貴が転職をしていた。 それを知った時俺は、うちの母親は見栄っ張りで権威主義者だから、 その事を知れば関係修復のチャンスが完全に無くなると判断して、父には知らせておいたが敢えてその事を伏せた。 何度か兄貴に連絡とったりして、いい兆しが見えたとき、知り合いから転職の事が洩れた。 うかつだった。修復に時間をかけすぎていたのが最大の原因だった。 昨日母から電話があった。おそらくその事で激しく父と衝突した後だったんだろう。 伏せていた事を散々なじられた挙句、こう言われた。 「こう言う事が起きれば父からいつも責められるのは私だ。 好き勝手な事をするのはいいがもういいかげんにしてくれ。私だってもう限界だ。」 おそらく世間体と老後の心配もあるから離婚はしないだろうが、父と母の関係はどうにもならないだろう。 そして、両親と兄の関係も、もう修復するチャンスが消えた。 俺は自分の認識の甘さ・行動力の欠損の為に、自分の家族を壊した。 情けなくて涙が出てきた。同時に、自分は家族生活不適合者なんだとはっきり認識できた。 俺の犯した罪は重い。生きる資格があるのかどうかさえ分からなくなってきた。 かと言って死ぬ勇気も無いんだが。 俺は、この先一生独身でいようと思う。俺に幸せな家族を作る事はできないと言う事がはっきり分かったから。 続きを読む